オープンソースカンファレンス2016 .Enterprise
2016-09-01 (木)   10時00分

OSSライセンスと著作権法のポイント〜世迷いごとを斬る。×業としては契約と考えないと危険、×ソフトウェアライセンスの一種、×IPAの報告書に間違いは無い、など

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講師:姉崎 章博(NEC)
担当:NEC
対象者:OSSをうまく活用するために、OSSライセンスを理解したい方
前提知識:ネットでいろいろ調べてみたことがある方など

手軽に使えるからという理由以外に、業界標準として使わざるを得ないケースも増えてきたOSS。
OSSを利用するには、OSSライセンスの正しい理解が必要です。
でも、ネットを調べると、弁護士の講演も、政府外各団体の報告書も、OSSライセンスのコンサルしている企業の解説も、
根拠の無い(薄い)世迷いごとが少なくありません。
最近のあるホワイトペーパーにも「GPLでライセンスされたOSSを複製、改変した著作物にもGPLを適用しなければならず」と
書いてありましたが、GPLでなくても、BSDライセンスでも、著作権を行使する許諾条件(ライセンス)を著作者以外が勝手に
変えることなど出来ません。
OSSライセンスを読む以前に、著作権を正しく理解しないと、世迷いごとまで信じて、著作権侵害、GPL違反を犯してしまいます。
そんな世迷いごとの一部を示し、著作権の正しい理解がOSSライセンスの正しい理解に繋がることをご紹介します。

【カテゴリ】OSSライセンス

有償のOSSライセンスと著作権法セミナー(標準5時間)を受講しても、自分で文章を書いてみると、世迷いごと=不適切な表現 を知らず知らずに使ってしまう自分に気づきます。

そのように身についてしまった不適切な表現も、
OSS利用ガイドライン作成支援サービス開発管理プロセス改善支援サービスをご利用いただく中で、少しずつ訂正させていただく形になります。