オープンソースカンファレンス2018 Kyoto
2018-08-03 (金)   00時00分

世界中の弁護士が「GPLは契約」と言う愚かな理由

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講師:姉崎 章博
担当:OSSライセンス姉崎相談所
対象者:OSSライセンスの論理や道理を正しく理解したい方
前提知識:GPLなどのライセンスを一応知っているつもりの方

GNU GPL(General Public License)やBSDライセンスなどのOSSライセンスの「ライセンス」の意味は、
「ライセンサーとライセンシーの契約」ではない。
そう扱うことも可能な話と、本来、そういう意味かという話とでは、どちらの扱いをすべきか明確であろう。
にも、関わらず、いろいろな報告書や記事・講演で、世界中の弁護士が「GPLは契約」とか主旨の発言をして、
企業・コミュニティの多くの人間がそう信じてしまっている。
そして、契約で発生した債務(義務)を粛々と実施すれば良いと他人の著作権を侵害している。
その元凶となった愚かな理由を一つ紹介する。

ツイート:「GPLは契約」という人の愚かさは

OSC2018 Tokyo/Springでのスライド

【カテゴリ】OSSライセンス