OSC2015
2016-11-05 (土)   13時00分

マイクロサービスを支える MQ を考える

このエントリーをはてなブックマークに追加

講師:大山 裕泰(DMM.com Labo)
担当:株式会社DMM.comラボ
レベル:入門編
対象者:* アプリケーション開発者。
* MQ を利用したシステムの開発者 / 運用者。
前提知識:特になし

マイクロサービスアーキテクチャに見られるような、分散したシステムを有機的に結びつけ、
一つの大きなサービスを提供するシステムにおいて MessageQueue (MQ) は非常に重要な役割を果たします。
MQ は単なる各システム間のメッセージの仲介役としてだけではなく、負荷平準、可用性の向上、
スケーラビリティを担保するといった役割も同時に果たすことができます。
ただサービスの形態が異なるように、システムも様々な形態が存在し、システムの形態によって
MQ に求められる要件も異なります。例えば、冒頭で述べたような認証や決済、コンテンツサービスなど様々な
システムと連携したアプリケーションや、様々なサービスから送られるログを集計し分析する基盤、または大量の
サーバのメトリクスを集計するパフォーマンス監視基盤など、様々な形態の仕組みにおいて、それぞれ MQ に
共められる要件は異なり、それらの要件を満たす様々な MQ の実装が存在します。
本セッションでは、こうした MQ の実装の一つとして開発した NewtMQ (*1) について、
これが一体どういうものかについての紹介と、どういったユースケースで効果を発揮するかについて議論してみたいと思います。

(*1) https://github.com/newtmq/newtmq-server

【カテゴリ】MessageQueue/クラウド



www.ospn.jp