OSC2012

ログイン

ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失
新規登録
2012-11-03 (土)   11時30分

プロジェクト・ラピュタ 〜オープンデータとオープンソースによる、街の認知度とコミュニケーションの改善〜

このエントリーをはてなブックマークに追加

講師:ハミード・サジ[Hameed Saji N.] (会津大学 先端情報科学研究センター 上級准教授)

原題:Project Laputa - Enhancing visibility and communication of a city
through open Data and open Computing

今回のセミナーでは、「プロジェクト・ラピュタ」について紹介する。
このプロジェクトの目標は、オープンデータとオープンコンピューティングによリ、街の認知度を向上させることにある。
そのために我々が利用するのは、ボランティアによって収集・蓄積された地理情報である。ボランティアによるデータ収集は、オープンデータの質・量ともに向上している。プロジェクトの一環として、オープンソースのソフトウェア、そしてハードウェアを利用し、会津地域の地理情報を集めるための人々の努力を援助するのが今回のプロジェクトの目的である。

さらに、こういった多くの人たちの努力により集められたデータをより容易に見やすくしていくべく、ウェブから直接操作を行えるようなAPIの開発を進めたい。このようなAPIにより、サードパーティの開発者が会津地域の地理情報を使ったアプリケーションなどを開発し、それが会津地域の経済発展や教育の質の向上、さらには行政サービスの向上などに資するのではないかと期待している。そのための実証システムとして、まずはウエブベースのデジタル辞書を作成し、会津地域を訪問する人がイベントなどの情報を容易に検索し、地理情報を鳥瞰図によって視覚的にもわかりやすく知ることができるようなシステムの開発を考えている。

※講演は英語の予定ですが、寺薗(会津大学/OSC会津実行委員会)が同時通訳します。


投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。

www.ospn.jp