OSC2017
2017-05-27 (土)   16時15分

論語とコンピュータ

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講師:漆畑 晶
担当:Netpbm
レベル:入門編
対象者:あらゆる開発者、利用者
前提知識:特になし。日本語が理解でき、学校で学ぶ漢字を知っている人。外国人の聴講者がいた場合には対応する。

オープンソースにおいて避けて通れない最大の課題は礼です。
便利な道具を無料で使わせてもらえたら、利用者は必ずそれを提供した人にお礼を言います。
ソフトウエア開発における協力思想の東洋的受容についてお話しします。

あわせて UNIX の公開されていたソースコードが、1984年に非公開になった理由を、
ベル研究所を擁していたアメリカ電信電話会社(ATT)の社史から解き明かします。
今日の情報社会、産業一般は半導体トランジスタも UNIX 基本ソフト無くしてはありえません。
なぜ電信電話会社の研究部門からコンピュータの基礎技術が生まれたのか。その経緯をたどります。
戦後日本の高度な産業発展に寄与した品質管理手法もベル研究所で生まれたものなのです。

【カテゴリ】教育/翻訳/思想



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