OSPN Press 第161号 (2024/8/28発行)
08/28
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■ 今後の開催は・・・「ODC」「OSC広島」
■ 開催レポート・・・「OSC京都」開催レポート
Open Source People Network (オープンソースカンファレンス事務局)から最新の開催情報などを発信!
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08/08
OSC News, OSC開催レポート OSC京都 開催レポート
〜恒例の真夏の開催 セミナーも復活!〜 はコメントを受け付けていません
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2024年7月27日(土)、パリオリンピックの開会式と同日に「オープンソースカンファレンス2024 Kyoto」が開催されました。
当日の様子を写真を中心にレポートします。出展者の皆さんからも写真やコメント、ご参加いただいた方にもアンケートで感想をいただきましたのでご紹介します。今回ご来場いただけなかった方にもOSC京都の雰囲気を感じていただければ幸いです。
会場は、おなじみの京都リサーチパークですが、今年は初めての利用となる「4号館」での開催でした。セミナーと展示が1つの建物で完結していたので、移動がしやすく大変便利でした。
▼京都駅:京都タワーがお出迎え / ▼京都リサーチパーク 4号館
開催日:2024年7月27日(土)
会 場:京都リサーチパーク 4号館 地下1F・2F
セミナー/企画
セミナートラック(5)+ハッカソン会場(1):34セミナー+ハッカソン企画+ライトニングトーク
→ セミナータイムテーブル
展示ブース
出展数:合計43ブース [協賛(8)、後援(3)、コミュニティ(32)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブース配置図
X (#osckyoto):ハッシュタグ投稿
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
「OSCに参加した感想」
– 京都らしさというか特色がでていたと思います。
– 10年ぶりに参加しましたが、楽しむことができました。
– 非常にオープンで自由なイベントだという印象です。
– 対人のセミナーが復活して嬉しく思いました。
– 非常にたくさんの方々が来られてて、コロナ明けということもあり、皆さんリアルでの出会いやコミュニケーションを求められていることがわかりました。
「印象に残ったセミナー」
– 「『OSSライセンスは著作権を元にしています』 とは? 」 ライセンス単独でなく著作権的な背景をあわせて説明いただき理解がしやすくなった。
– 「OSS鳥瞰図で新しい価値を創造 ~ JOPF OSS鳥瞰図WG 」OSSをまさに俯瞰することができたし、この鳥観図を作るための基本的ルールなども知ることができた。
– 「NetBSDのご紹介」LUNAにサブCPUや共有メモリの話題が出て8bitの頃よく使ってきたマシンの話題が、現在のOSのドライバに至る話は面白かった。
– 「オープンテーブルフォーマットの今」 これからのデータ基盤の主流が変わる事が分かった。
– 「ビジネス変革にOSSが武器になる!と思えるためにはどうする?」具体的な事例としてSHIRASAGIを知れた。同様な事例を今後も知りたい。
– 「開発現場の向かう方向~世界のロー化と龍脈ワンダーランド~」システムに携わってなんとなく感じていたことに、ロー化と命名して説明されていて腑に落ちた。
– 「再:自宅サーバーを始めてみよう!2024年版 」MyDNSサービス提供の裏側の話、DNSの最近の動向の話が興味深かった。
– 「世界一わかりみの深いAzure OpenAI Service 」curlコマンドなどて、chatGPTの使い方込で説明が あったのでわかりやすかった。
「印象に残ったブース」
– Ubuntu Japanese Team:過去を振り返って会話ができた。
– サイオステクノロジー株式会社:AIを活用した文章のスコアリングアプリが印象に残りました。
– 技術書同人誌博覧会、モウフカブール:純粋に知識を提供してくれてる感じがして、いろいろと読みたくなった。
– 京都女子大学宮下ゼミ:雰囲気も良く、UTPケーブルを作成する貴重な体験が出来ました。
– OpenStreetMap Japanが気になりました。別途ニュースでもこのことを知り、注目しています。
– 日本NetBSDユーザーグループ:懐かしいを通り越しかけて歴史的なマシンになりつつあるEWSの展示と最新のOS(NetBSD)でのドライバなどでのサポートの話は、私自身の経験的に惹きつけられるものがあります。
– 浜松Fuzixユーザーグループの楽しそうにやっているのがよかった。
【セミナー/ハッカソン】OSS鳥瞰図で新しい価値を創造 ~ JOPF OSS鳥瞰図WG
多くの方が、何をやっているのかな?と覗いて立ち寄ってくれたとのことでした。また話を聞いて興味を持ってくれた方もいらっしゃったと、担当者から聞きました。継続するそうなので、今後どこかの開催での実施が楽しみですね。
OSC京都では恒例の展示企画、「京都女子大学宮下ゼミ」の学生さんによる、UTPケーブル工作コーナー。学生さんたちが授業で身に付けたUTPケーブル作成を参加者に体験してもらうという企画です。今年はケーブルの端材を使ってビーズアクセサリーを作るコーナーもありました。参加者どうしで作成したケーブルの正確さや美しさを見せ合ったり、楽しくお喋りしながらアクセサリーを作ったりしていました。
展示ブース会場
セミナー会場
たくさんの方達に活動紹介することが出来て大変有意義な時間でした。
ライトニングトーク「OSC白浜を開催しよう」
OSC白浜のスライドが力入っていたので、OSCとしてどんな感じで行くのかも気になった(来場者アンケートより)
セミナー:ビジネス変革にOSSが武器になる!と思えるためにはどうする? — Part1・ Part2
セミナー:少し早いけどUbuntuリリース20周年記念を祝おう
京都での開催とのことで、6502CPU縛りで展示を行いました。レトロゲーム機や8ビットCPUに関心のある方との交流ができました。ディスプレイが小さかったために老眼の方には見づらかったのは、今後の検討課題です。
最後は展示ブースの会場で、ライトニングトーク&閉会式を行いました。LT発表者のみなさん、楽しい発表、イベント告知などありがとうございました。
[エントリー]
・「LLM時代のかな漢字変換のつくりかた」はしもとまさひこ(おーぷん万葉)
・「プ譜とは何か?〜AI時代の思考法〜」山下義陽(個人)
・「スキスキスキスキスタックチャン」むとうたけし(個人)
・「齢(よわい)48にして初めて自前OSSを世に出してしまった初老エンジニアのはなし。」亀井亮児(個人)
・「ダメ業者に基幹システムを外注した話」菅 雄一(個人)
・「OSS鳥観図ハッカソン@OSC京都 実施報告」米嶋 大志/羽鳥 健太郎(日本OSS推進フォーラム鳥観図WG)
・「KOF2024の紹介「など」」さとう@たぶんKOF(KOF)
・「OSC白浜を開催しよう」浦さん(OSC白浜準備会)
・「つくろか!3のお知らせ」ふれーむ(つくろか!実行委員会)
同じ建物のスペースをお借りして、軽く交流会を行いました。
短時間でしたが、80名以上の方が参加し、会場がパンパンになりましたが、みなさん楽しい時間を過ごされたようでした。
暑い時期の開催ではありましたが、ご来場いただいいた皆さま、出展者、講演者、スポンサーの皆さま、OSC京都へのご参加ありがとうございました。
また来年も夏の京都でお会いしましょう!
直近の開催は、9/7(土)の「オープンデベロッパーズカンファレンス(ODC)」です。セミナーのYouTube Live配信/アーカイブも予定しています。ぜひご参加ください。
→ 参加申し込み(connpass)
★今後のOSC開催予定はこちらからご覧いただけます。
https://www.ospn.jp
今後の開催で「ブース出してみようかな?」「セミナー発表してみたいな」と思われた方、お気軽に各開催のお問い合わせページからご連絡ください。
07/24
メールマガジンバックナンバー OSPN Press 第160号 (2024/7/24発行) はコメントを受け付けていません
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■ 今後の開催は・・・「OSC京都」「ODC」「OSC広島」
■ 開催レポート・・・「OSC北海道」開催レポート
07/23
OSC News, OSC開催レポート OSC北海道 開催レポート
〜セミナー復活!地元企画で盛り上がりました〜 はコメントを受け付けていません
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2024年6月29日(土)「オープンソースカンファレンス2024 Hokkaido」が開催されました。
当日の様子を写真を中心にレポートします!
出展者の皆さんからも写真やコメントをいただきました。
今回ご来場いただけなかった方にも開催の雰囲気を味わっていただければ嬉しいです。
会場は「札幌市産業振興センター」です。今年はセミナーが復活したので、たくさんの部屋を使っての開催となりました。
開催日:2024年6月29日(土)
会 場:札幌市産業振興センター
セミナー/企画
5トラック:32セミナー+北海道企画(3コマ)+ライトニングトーク
→ セミナータイムテーブル
展示ブース
出展数:合計44ブース [協賛(13)、後援(4)、コミュニティ(27)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブース配置図(ルームA・ルームB)
同時開催イベント:SC4Y(’24 #2) Micro Hardening Basic
X (#osc24do):ハッシュタグ投稿
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
「OSCに参加した感想」
– オフライン開催でしか味わえない出会いや情報交換ができてとても満足できるイベントでした。
– 札幌を離れてから久しぶりの参加となりましたが、やはりオフラインでしか得られないものがあると感じました。
– セミナーが入りやすい雰囲気だったのがよかったです。
– とても楽しかったです!数年ぶりに参加してよかったです!来年は懇親会を期待しています!!
「印象に残ったセミナー」
– 『せっかくのOSSなんだし、ソースコード読むよね?(以下略)』 OSSで忘れてはならない要素について取り上げているセミナーだったと思う
– MySQL8.4 LTSのセミナーが良かったです。聞きたい内容が聞けたのと、お土産もいただいたので。
– Python札幌の話がわかりやすかった。元々、興味あるスクリプトなので、いろいろな使い方を紹介してくれたのがとてもよかった。特に人体IoTとの連携が興味深い。
– WordPressサイトの、かなり現実的な制作の流れ サイト制作だけでなく、システム開発でも学びになることが多くありました。
– 「低レイヤの学び、どうします?」モダンな技術が多く出てきている中、表面的にサービスを作れるというだけでリリースすることのリスクについて、考えさせられました。
「印象に残ったブース」
– 公立はこだて未来大学:LED の色当てゲームの仕掛けが面白かったです。ターミナルから入力した回答をラズパイに伝達するのにCPUコア数指定してVMを起動するとか、面白すぎです。
– OpenStreetMap Japan:北海道でまだ活動する人が少ないコミュニティですが、大変盛況で、活発にコミュニケーションがとられていました。
– 合同会社Space Cubicsの人口衛星に使われるボードの話は興味深かった。 1年以内の打ち上げで貴社のボードがうまく作動しますように!
– GIS関係を目的にしていったこともあって、最新の動向に触れることが出来たかなと思っています。知っている中で仕事内容を決めたりしているので、新しい内容を取り込むことが出来てよかったと思いました。
OSC北海道名物カレーカンファレンス、今回は日本亭のカレーに「どでから」(巨大唐揚げ) が1つのっていました。同じテーブルになった方とカレーを食べながら、興味のある話題について語り交流するランチ会です。
2Photos by: Kumi T. MITANI
「帰ってきたリアル開催と最近のコミュニティ活動状況」
コロナ禍を経て各イベント、コミュニティにリアル開催が戻ってきました。コロナ禍をどう乗り越えたのか、リアル開催ができるようになってからの変化、今後の活動について道民パネリストたちにお話をききました。
北海道ITコミュニティ・ITイベントガイド 2024
道内コミュニティの活動実態アンケート サマリー
北海道圏のコミュニティ・勉強会情報 (LOCAL)
パネリストの皆さん Photo by: Tetsuji Koyama
展示ブース会場
セミナー会場
最近アップデートした「DaisyOS GB v0.4」のデモや既刊の展示、一部作品の無料配布を行いました!
セミナー 「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1解説セミナー 〜未経験から資格取得までの道と実務での活かし方〜」
セミナー 「世界一わかりみの深いAzure OpenAI Service」
「web3業界の動向とDapps開発ハンズオン」
ビーコンを利用したIoTアプリとOCRを利用した業務改善アプリ、ARマーカーを展示しました。
エンタープライズ情報を宣伝しがちのMySQLチームですが、発表もブースも今回は空気を読んでオープンソース版でも使える開発高速化のツールや、GIS機能なども紹介しました。また、地元北海道での事例なども紹介させていただきました。
セミナー 「MySQL REST Serviceでも使えるJSON Relational Duality技術のご紹介」
展示ブースをみんなで片付けた後にヨガ&ライトニングトーク&閉会式を行いました。OSC北海道ではおなじみのヨガインストラクターの方のイスヨガからスタートするLT。LT発表者のみなさん、楽しい発表をありがとうございました。
[エントリー]
・「【ポエム】土壌改良と乳質改良に垣間見る開発・運用・保守体験の改良」まんじゅ(´ん`)(CoderDojo Sapporo 駄メンター)
・「PHPカンファレンス北海道2024のふりかえり」ことみん(PHPカンファレンス北海道実行委員会)
・「翻訳ソフトの罠」 Mr.Inaba(個人)
・「北海道神宮でぼくと握手!」さかのした(OpenStreetMap Japan)
OSC2024北海道実行委員長のonodesこと、小野寺です。
OSC2012北海道で実行委員長を務め、その後北海道を離れ、現在は神奈川県在住です。ここ数年のOSCのオンライン化に伴い、2020年から実行委員に復帰し、2022-2024で実行委員長をしています。
昨年は試験的に展示会場のみオフラインで開催し、今年はセミナーも復活しました。段階的ではありますが、コロナ禍以前の主要な開催形態・規模に戻りつつあります。単に戻るだけではなく、今年から関わってくださった当日スタッフやコミュニティの方々も多数いらっしゃいます。今後は単に過去のOSC北海道の復活を目指すのではなく、新たな面々で新しい形のOSC北海道を作っていけたら良いなと考えております。
今回の開催にあたり、当日スタッフをはじめ、各出展企業さま、会場などご協力いただいた関係団体の皆さま、ありがとうございました。そして、コミュニティや参加者の皆さまの参加があってこそ盛り上がるイベントです。ご参加ありがとうございました!
また、閉会式で言われていないというツッコミがあったこともあり、この場を借りて改めて妻に感謝を書いておこうと思います…。
長々と書きましたが、単に初夏の爽やかな北海道で楽しくワイワイ、自分たちの好きなことを好きなように話して、懇親を深めたい!それだけです。同じ気持ちの(特に道民の)方は、ぜひ来年の実行委員会に参加してください。実行委員が難しくても、何らかの形で関わっていただけたら嬉しいです!
改めまして、お疲れ様でした! & ありがとうございました!また来年北海道でお会いしましょう。(実行委員の募集・キックオフは例年12月~1月に行います。OSPNのSlackや一般社団法人LOCALのML等複数箇所でご案内しますのでお見逃しなく)
追伸:各種SNSで投稿がされておりましたが、カレカンや関係者のお弁当に入っていた鶏肉に衣を付けて揚げていたものについてです。あれはザンギではありません。「どでから」という唐揚げで、かつてのスタッフ弁当に入っていた名物唐揚げです。ザンギを求めている方は別途ご堪能いただければと思います。(来年もこの弁当があるかは未定です) by 弁当担当者より
[一緒にOSC北海道やりませんか?] Photo by: Kumi T. MITANI
▼ザンギ弁当:運営事務局に手配いただいた弁当ですが、ザンギだんだん、白米、野菜なし、以上!の脳筋さに笑ってしまいました。(MySQL Community Team 大塚)
※正確にはザンギではありません(実行委員長のコメントの追伸を参照)
▼会場周辺:会場近くで見つけた魅力的な酒屋です。今回は行く機会がなく残念です。(MySQL Community Team 大塚)
▼空港グルメ:とんぼ返りだったのでグルメを食べ歩く時間もなかったのですが、空港でもおいしい釜めしが食べられました。いくらやウニはさすがに高かったですが、牡蠣と帆立がダブルで入って1400円!はリーズナブルでした。(MySQL Community Team 大塚)
直近の開催は、7/27(土)の「OSC京都」です。
→ 参加申し込み(connpass)
ぜひご参加ください。
★今後のOSC開催予定はこちらからご覧いただけます。
https://www.ospn.jp
今後の開催で「ブース出してみようかな?」「セミナー発表してみたいな」と思われた方、お気軽に各開催のお問い合わせページからご連絡ください。
06/26
メールマガジンバックナンバー OSPN Press 第159号 (2024/6/26発行) はコメントを受け付けていません
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■ 今後の開催は・・・「OSC北海道」「OSC京都」「ODC」
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