「オープンソース」を使ってみよう
(第45回NetCommons で作る
 メンバーズサイト)

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■そもそも NetCommons とは?
小中学校の公式サイトや大学の研究成果公開サイトなど、教育現場の
ために国立情報学研究所が次世代情報共有基盤システムとして開発した、
LMS(学習管理システム)とグループウェアを統合したCMSです。


(サンプル画像)

つまり NetCommons は『小中学校サイトのお手本』として作られたんです。
NetCommonsを使うかどうかは別として、公共性の高いサイトに携われる方には
是非とも一度は触っておいて欲しいCMSです。

NetCommons は全国で5,000校以上の小中学校などの教育機関で使われています。
研究者情報や論文等へのリンクを公開している『リサーチマップ』は、
かなりカスタマイズされてはいますが、参考になると思います。

■充実したユーザー管理機能
NetCommons は教育機関のお手本として作られたシステムですので、
デフォルトで5段階(システム管理者、主担、モデレーター、一般、ゲスト)、
設定次第で100段階以上の細かいユーザーレベルが設定できます。


(ユーザー権限一覧:『権限の追加』で任意に権限を追加できます)

全ての登録ユーザーのマイページを作ったり、グループ毎のクローズドなページを
追加したり、それぞれのユーザーとページに権限を設定できる機能をデフォルトで
備えていますので、ユーザー別のサービス提供ができます。


(ルーム別のユーザー権限設定画面)

こういった機能を利用して、社内や共同作業で使えるグループウェア、顧客向けの
ソーシャルネット、各種バーチャルオフィスなどを構築して納品している業者さん
もあります。

■デフォルトモジュール(基本機能)
NetCommons は『モジュール』を使って機能を拡張します。
デフォルトモジュールだけでも、ファイルを配布する『キャビネット』、
『チャット』、『回覧板』、『掲示板』などが準備されており、これだけ
でもサイト運営は十分可能です。


(モジュール選択リスト)

これらのモジュールを準備してクローズドなページに配置しておけば、
登録したユーザーとの打ち合わせを行う事が可能です。ファイルから
過去ログまで共有することができるので、作業がスムーズに進みます。


(サンプル画像)

多くのモジュールの中で、もっともカスタマイズされて利用されているのは
『汎用データベース』です。汎用データベースは、サイト内に任意のデータ
ベースを作成してデータを共有できるモジュールです。


(汎用データベースの入力画面)

■汎用データベース
カスタマイズして、メールデータベースとして利用できます。
受信メールをテキスト形式でデータベースに保存し、ユーザーの処理
チェック機能を追加すれば、メールデータベースとして運用することが
可能です。


(企業向けメールアーカイブシステム)

受注メールを受信させて必要なデータを取得し加工しておけば、作業指示
伝票を作成したり、製造工程表に組込んで工場に製造指示を送るワークフ
ローとして利用することも可能です。


(小箱プリントワークフロー操作画面)

個人向け倉庫サービスなどでは、預ける品物の状態や引取日時などの品物
別の情報を集計して従業員が必要な情報を共有し、円滑なサービスをお客
様に提供するシステムを構築することも可能です。


(タイヤ預りサービスの専用サイト)

これらは、しっかりとしたユーザー管理機能を持った NetCommons だから
こそ提供できるサービスなのです。

■NetCommons の問題点 スマホ対応など
これだけの機能を持った NetCommons ですが、いくつかの問題点もあります。
安定版の NetCommons2 から書き出されるソースは table タグが多用されて
いるので、SEOを目的にしたサイトには向きません。

個人の主観ですが、テンプレートエンジンに Smarty を使っているので
開発がかなり特殊です。いくつも納品しておりますが、いまだに Smarty が
手に馴染みません。ちなみに、次期バージョンでは Smarty を使っていません。

NetCommons2 ではスマホ対応していませんが、配布されているハックツール
を使用すればレスポンシブ化できます。ちなみに次期バージョンでは対応して
います。

レスポンシブのハックツールはコチラからダウンロードしてください。


(レシポンシブ対応したNetCommons2のサイト)

■次期バージョン NetCommons3 の進捗
すでにリリースはしているのですが、NetCommons3 はいささか
バギーですので、すぐに導入するのはおススメできません。
サーバーによってはインストール時にエラーが発生します。


(NetCommons3 デフォルト画面)

レスポンシブになったのはいいのですが、簡単にデザインが変更できるかと
言えばそうでもありません。スマホでも挙動が怪しい部分がいくつか存在
しています。そしてまだ動作が遅いようです。

『アンケート』や『問合せフォーム』などは使い勝手は悪い部分があります。
なにより、一番使いたい『汎用データベース』が出来ていません。実際に
導入できるまでにはもう少し時間が掛かりそうです。

NetCommons3 はコチラからダウンロードしてください。

■それでも NetCommons を使う意味
このように、NetCommons をとりまく状況は必ずしも万全とは言いきれません。
しかし、日本の公的な機関が開発に関わっており、プログラムソースは Github
上で公開されていますので、開発メンバーが集まるユーザ会(コモンズネット
に参加して一緒に開発することができます。


(コモンズネット・サイト)

CMS を納品をする業者にとって、システムに関する情報はとても大事です。
脆弱性の問題から、欲しい機能の追加など、開発メンバーに直接リクエスト
できる事はディベロッパーとしての義務ではないでしょうか?

多くの実績もあり、公的機関が開発に関わり、常に最新情報を手に入れる
ことができる NetCommons は、クライアントに自信を持って提供する事が
できるシステムです。

NetCommons のダウンロード

■既存サービスとの違い
ユーザー情報を扱うサイトはコストを考えると小さな団体で運営するのは
簡単ではありません。ですので Googleや Facebook、Lineも含めて既存
サービスを利用することが多いようです。

しかし、既存のサービスに依存するのは好ましいことなのでしょうか?
必要なデータを再利用する時に何らかの制限やコストが掛かったり、
データの流出や漏洩時に把握しにくいなどの問題点もあると思います。

それらを全て解消できるわけではありませんが、オープンソースの
NetCommons を使ったサイトを自社のクライアントに提案してみては
いかがでしょう?
クライアントと新しい関係を築けるかもしれません。

■最後に・・・
今回こちらで紹介させていただいた内容を、2017年5月27日開催のOSC名古屋の
セミナーで発表させていただきます。もう少し深い内容をお話させていただける
かと思いますので、是非おこしください。
もし、なにかご質問等がございましたら、同日ブースでお伺いいたします。

※数字や進捗については、2017年3月時点の状況です。

===========================
Netcommons 名古屋ユーザー会 
よたか(代表)
===========================

OSPN Press 第78号 (2017/04/12発行)

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■次回のOSCは・・「名古屋(5/27)」です!
■[開催報告]OSC東京、無事に終了
■[特別インタビュー] 出展者は見た!OSC2017 Tokyo/Spring参加レポート!
■ITニュース・総合
■ITニュース・オープンソースリリース情報
■オープンソースカンファレンス開催レポート
-OSC2017 Hamanako
-OSC2017 Tokyo/Spring
■オープンソースコミュニティ紹介 〜from OSS コミュニティ辞典〜
-Netcommons名古屋ユーザー会
■[コミュニティ活動紹介コラム]
「AsiaBSDCon 2017 meets OSC2017 Tokyo/Spring」
■「オープンソース」を使ってみよう!
第44回:著作権が世間で理解されていない現状の一例
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[特別インタビュー] 出展者は見た!OSC2017 Tokyo/Spring参加レポート!

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3/10-11に明星大学(東京都日野市)で開催した「OSC2017 Tokyo/Spring」は無事に終了しました。今回はスポンサー出展者に、展示やセミナーで紹介したことや、参加しての感想などをおうかがいしました。出展者が体験したOSCの出展レポート、お楽しみください!

→ セミナー資料・動画・レポートまとめ
→ Twitterハッシュタグ #osc17tk
→ 展示ブース一覧
→ セミナー1日目(3/10-金)
→ セミナー2日目(3/11-土)


■出展者に聞いてみました!

Q:OSCでは何を紹介しましたか?
Q:来場者の反応で印象的なことは?
Q:今回のOSC東京、参加されていかがでしたか?
Q:OSC出展レポート、資料の公開などの情報があればページを紹介してください!

■お話をおうかがいした「OSC東京出展スポンサー」

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)
株式会社生活革命
日本仮想化技術株式会社
フューチャーアーキテクト株式会社


 

 

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)
http://e.huawei.com/jp

Q:OSCでは何を紹介しましたか?
A:PCIe NVMe SSDを活用した、データベースや仮想化プラットフォームの高速化ソリューションを紹介しました。同内容を紹介するセミナーも実施しました。ブースでは、サーバとSSDの実機を展示しました。

Q:来場者の反応で印象的なことは?
A:弊社のサーバやSSDを実際に使っている、または知り合いが使っているという多くの方から「非常に信頼性・品質に優れている」という評判を聞くことができてよかったです。

Q:今回のOSC東京、参加されていかがでしたか?
A:今回、サーバとSSDの実機を持ち込んで展示したのですが、サーバの内部を実際にご覧になったことがない方に、興味を持って見ていただくことができました。また、普段からサーバを見られている方からは、弊社のサーバの基板や配線が綺麗だとお褒めの言葉をいただくことができてよかったです。

Q:OSC出展レポート、資料の公開など
A:今回のセミナー資料の公開をしています。
https://www.ospn.jp/osc2017-spring/pdf/OSC2017_TokyoSpring_huawei.PDF

「PCIe SSDを活用したDB I/Oの簡単解決」セミナー資料公開

 

株式会社生活革命
https://www.facebook.com/saypepper/

Q:OSCでは何を紹介しましたか?
A:Pepperなどのロボット向けアプリ開発の事例紹介をしました。Pepperやあんなロボットやこんなロボットアプリのクライアントサイド・サーバーサイドやりたい人の募集もしました(→http://seikaku.co.jp/)。埼玉県でのロボット・IoT勉強会開催情報として「埼玉のエンジニア」(→Facebookグループ)をご案内しました。

Q:来場者の反応で印象的なことは?
A:今回、小さなロボットと一緒に展示ブースで案内をしたのですが、ロボットに興味がある方や、若い学生の来場者が多く、楽しくお話しすることができました。

Q:今回のOSC東京、参加されていかがでしたか?
A:埼玉での勉強会情報などをご案内していたのですが、埼玉の人は意外と少なく、思いのほか神奈川の人が多かったです。神奈川の人にもっと埼玉のよさを紹介したいと思いました。

Q:OSC出展レポート、資料の公開など
A:出展ブースでの一コマです。(→Twitter

https://twitter.com/seikaku_co/status/840037986804850688/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.ospn.jp%2Fpress%2F%3Fp%3D33275%26preview%3Dtrue

今日・明日、OSC2017東京に生活革命出展しています!Tapiaと会話しにきてください。#osc17tk #ロボット #求人 #Pepper #ペッパー #Tapia #エンジニア募集

 

日本仮想化技術株式会社
http://virtualtech.jp/

Q:OSCでは何を紹介しましたか?
A:セミナーは「今さら聞けない人のためのDevOps超入門」と題して、エンタープライズにおけるDevOps導入についてお話しました。ブースではOpenStack環境のデモ、および自社で制作している手順書を展示しました。

Q:来場者の反応で印象的なことがありましたか?
A:DevOps導入には色々な課題がありますが、聴講者の方にはかなり共感していただけたようです。
ブースに立ち寄られた方は皆さんOpenStackの導入を検討されているようで、以前よりOpenStack導入検討のすそ野が広がったように感じました。

Q:今回のOSC東京、参加されていかがでしたか?
A:DevOpsについては現在ビジネスを色々なお客様に提案している段階ですが、セミナーを通じて手応えを感じました。

Q:OSC出展レポート、資料の公開など
A:セミナー資料等をアップしていますので、ご覧ください。
https://enterprisecloud.jp/

https://enterprisecloud.jp/

セミナー資料や、OpenStack構築手順書を公開中

 

フューチャーアーキテクト株式会社
http://www.future.co.jp/

Q:OSCでは何を紹介しましたか?
A:当社のエンジニアたちが作った、vulsをはじめとしたOSSのツールについてご紹介しました。
・vuls:Linux/FreeBSD向けの脆弱性スキャンツール
・uroboroSQL:2way-SQLが利用可能なJavaのシンプルなSQL実行ライブラリ
・Urushi:Googleマテリアルデザインのポリシーに準拠したWebコンポーネントフレームワーク

Q:来場者の反応で印象的なことは?
A:1日目は来場者の傾向として、インフラエンジニアが多かった印象でした。2日目は休日ということもあり、開発者の方や当社の近くのビルにお勤めの方もいて、バラエティに富んだバッググラウンドの方が多いように感じ、普段あまり接点を持てない方々にお話ができたことが印象的でした。

Q:今回のOSC東京、参加されていかがでしたか?
A:予想以上に多くの方々にブースに立ち寄っていただきました。ブースでは常時3-5名の方々に説明をしている状態が続き、嬉しい悲鳴の連続でした。
また、OSCに出展することで社内の結束力も高くなったので、ぜひ他の地域のOSCへの参加も検討したいと考えています。

Q:OSC出展レポート、資料の公開など
A:当社techbogで、イベント出展の様子をレポートしています!ぜひご覧ください。→https://future-architect.github.io/articles/20170327/

https://future-architect.github.io/articles/20170327/

オープンソースカンファレンス2017 Tokyo/Spring登壇&ブース出展レポート

いかがでしたでしょうか。来場者とイベントでの交流は、出展する側にとってはとても貴重な機会となっているようです。OSCは初めて来場する方にも、情報収集にご来場される方にも、やさしいイベントです。ご参加いただく際には、ブースで説明を受けたり、デモを見せてもらったり、セミナー終了後には気になったことなどを質問してみてください。

次回のOSC東京(Tokyo/Fall)は、日程や会場が決まり次第、OSCトップページやTwitterでご案内します。

→ OSCトップページ
→ 公式Twitterアカウント(@OSC_official)

OSC2017 Tokyo/Spring
小学生が自分で作ったゲームをLTで発表!
春開催も無事に終了しました!

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カメラマン担当のボンランティアスタッフ 石本です。

2017年3月10日(金)-11日(土)に明星大学26号館で「OSC2017 Tokyo/Spring」
が開催されました。

本番は両日ともに天候に恵まれ、少しだけ春の気配を感じられたように思います。

【開催まとめ】

来場者数   : 1日目(金) 約600名・2日目(土) 約700名、計 約1,300名
参加団体数  : 123(企業/団体 51、コミュニティ 72)
展示ブース数 : 101(企業/団体 36、コミュニティ 65)
セミナー数  : 77(1日目 35、2日目 42)
ライトニングトーク: 3 (スポンサーLT 1、学生LT 1、 イベント最後のLT 1)
コミュニティ企画 : 5(1日目:1、2日目:4)
Twitterハッシュタグ:#osc17tk

【前日準備】

前日は、午後から社会人スタッフと学生スタッフで会場準備をしました。
展示会場として使用する2F・5Fの教室レイアウトを変更、電源・WiFiなどを準備。
202教室(受付後ろの教室)では来場者にお渡しする協賛企業・後援団体からの資料の袋詰等をしました。


Photo by: tishimoto             Photo by: Michiyas Suzuki

【展示】

101団体が出展した展示ブース。
(2Fは企業・団体などのスポンサーがメイン、5Fはコミュニティがメイン)

展示ブース一覧

▼2F:展示ブース
2Fはガラス張りの教室なので、外側からも様子が分かりやすく、入りやすい雰囲気です。
じっくり展示を見たい方は、ブースが比較的空いているセミナーの時間帯がオススメ。
セミナーの合間に展示を見たい人は14:45〜15:15の30分休憩の時にどうぞ。


Photo by: tishimoto

Photo by: Michiyas Suzuki

Photo by: Michiyas Suzuki

Photo by: Michiyas Suzuki

▼5F:展示ブース
5Fの展示は、コミュニティ中心のブースで、2つの教室に分かれています。

自分のコミュニティブースのメンバーだけでなく、他のブースのメンバーとの
交流も盛んに行われており、2Fとはまた違った盛り上がりを見せています。

せっかく来たからには、いろんなブースで話を聞いてみたいですよね!
そう思っても、「難しい専門用語出て来たらどうしよう….」「何て声をかけたらいいの?」など不安があると思いますが、気軽に「これ何ですか?」と声を掛けてみてください。ブースの担当者が親切に色々教えてくれますよ!
他にも、名札コーナーに設置されている「学生」や「OSC初心者」名札があります。
ぜひ、活用してみてください!


Photo by: tishimoto

Photo by: Michiyas Suzuki

▼書籍販売ブース
インプレス/Think IT、翔泳社、オライリーが書籍販売をしてくださいました。
10%OFFや、たくさん購入した方にはTシャツやトートバッグが
プレゼントされるという特典が!

▼学生の展示ブース
日本電子専門学校さん、明星大学さんそれぞれ2ブースずつの出展がありました。
来場者の方にとても丁寧に説明する姿が印象的でした。

Photo by: tishimoto

▼展示ツアー
2日目の14:00から45分間かけてじっくりブースを回る展示ツアーは、
OSC事務局の宮原さんが担当しました。
参加者は6名ほどで、途中から3名合流し、計9名でブースを回りました。
各ブースではノベルティが貰えたり、担当の方からの詳しい説明があったりと
充実したツアー内容となっています。

【セミナー】

1F〜2F、5Fの教室で行われたセミナー。
3/10(金)は6トラック、35セッション
3/11(土)は8トラック、42セッション


Photo by: tishimoto

見逃したセミナーがある方は、
お目当てのセミナー資料が公開されている場合もあるので、
公開資料(一部)をチェックしてみてください。

→ 1日目:セミナープログラム
→ 2日目:セミナープログラム
公開資料/動画

▼入門トラック
初心者の方向けの入門企画として、以下のセミナーが開催されました。

・コマンド入門
・Linuxインストール入門
・Linuxシステム管理入門
・ファイルサーバー入門

この入門セミナーを目的に来場された方もいらしたぐらいで、各セミナーとも
40名以上が参加し、ほぼ満席となりました。
入門セミナーは今後、その他の地域でのOSC開催でも企画する予定だそうです。

▼ライトニングトーク(by OSCスポンサー)
1日目の12:00〜開催されたOSCスポンサーによるライトニングトーク。
ランチを持ち込み、食べながら聴くこともができます!

エントリー一覧

▼学生限定!ライトニングトーク大会

学校で今研究していることや、インターンシップで取り組んだことなど様々な内容を
発表していました。聴講者の方の評判も良かったようです!

エントリー一覧


Photo by: Michiyas Suzuki

▼コミュニティ企画
見て、聞いて、触ってみる!
2日間で5団体が参加した、コミュニティ企画 。
セミナーやハンズオンなどオリジナルの企画が開催されました。

コミュニティ企画概要

【スタンプラリー&くじ引き】

スタンプラリーは、展示ブースに設置されているスタンプをすべて集めると、
OSC特製グッズがもらえます!

来場者アンケートを提出すると、協賛社さん・コミュニティ団体から提供された景品が当たるくじ引きに参加できます!
たくさんのアンケートのご協力ありがとうございました。


Photo by: Michiyas Suzuki            Photo by: tishimoto

【OSCフォトコーナー】
今回から、OSCフォトコーナーが新設されました!
写真を撮って、ツイートしている方もちらほらいらっしゃいましたよ。

Photo by: tishimoto

【懇親会】
1日目終了後に、大学内の学食で行われた懇親会。今回も180名ほどの方にご参加いただきました。

出展者のサードウェアさんが、20周年記念ということで「ロゴ焼き印付き 紅白まんじゅう」を作成され、懇親会で配布していただきました。サードウェアさん、おめでとうございます!

会場内では、参加者同士がじっくり話し込まれていたり、仲間同士で盛り上がっていました。
恒例のLT大会では、IOT女子も盛り上げてくださいましたよ!
差し入れのお酒もいつもありがとうございます!


Photo by: Michiyas Suzuki          Photo by: tishimoto

【ライトニングトーク】

OSCの締めくくりと言えば、ライトニングトークですね!
今回は、何と!小学生がスクラッチ(子供向けプログラミング言語)でゲームを作った発表をしてくれました。
上から落ちてくる物体(敵)に当たらないように左右にキャラクターを動かしたり、必殺技のビームを出したりと、大人顔負けの出来栄えでした。

エントリー一覧

〜司会&ドラ娘は、IoT女子の皆さん〜

Photo by: tishimoto

〜ライトニングトークの様子〜

Photo by: tishimoto

〜最後に〜

OSCは専門学校1年生の頃に友人たちと作ったシステムをコミュニティブースで出展して以来、毎年ブース出展やスタッフなどで関わらせていただいています。
この5年間の間だけでも、学生の参加率が非常に高くなってきたと感じています。
また、OSCを通して色々なきっかけをもらった1人として、これからも多くの方に「OSCがきっかけで!」と言ってもらえるよう様々な形で貢献していきたいと思います。

========================
OSC2017 Tokyo/Spring ボランティアスタッフ 石本
========================

AsiaBSDCon 2017 meets OSC2017 Tokyo/Spring

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今回はOSCにいつも出展いただいている「日本NetBSDユーザーグループ」の
蛯原さんに、AsiaBSDConの来日メンバーがOSCにやってきた時の様子や
日本NetBSDユーザーグループの活動などを紹介していただきました!

■AsiaBSDConの来日メンバーがOSCにやってきた
BSD系の国際会議はカナダ/ヨーロッパ/日本の3個所で毎年開催されています。
各会場をGroffTheBSDGoatが渡り歩いています。

日本は例年3月第2週の週末に開催しています。

AsiaBSDCon 2017 Mar. 9-12

BSDCan 2017 Jun.7-10 2017

EuroBSDCon 2017 Sep.21-24 2017

今年はAsiaBSDConとOSC2017 Tokyo/Springの開催時期が重なったので、
AsiaBSDConで来日している開発者を明星大学に誘ってみました。

日本NetBSDユーザーグループは、オープンソースカンファレンスに
第1回目からずっと参加していて、毎回ブースを出してセミナーをやっています。
参加報告はNetBSD-advocacyメーリングリストに投げるようにしています。
NetBSD-advocacyメーリングリストアーカイブ

メーリングリストでは反応はないのですが、時々メールやツイッターで
感想をもらうことがあります。The NetBSD FoundationのPresidentである
William J. Coldwellさんもそのひとりで、今回来日しているNetBSDの開発者と
The NetBSD Foundationの人たちと一緒にOSC2017 Tokyo/Spring 1日目(3/10)の
午前中に明星大学まで来てくれました。

さっそくOSC会場ツアーをやってみました。
各ブースで対応していただいた皆様ありがとうございました。
X68030にNetBSDを移植し、現在もLagopus Users Communityで
活躍されている沖さんや、OSC事務局の宮原さんにも紹介することが
できました。

▼プラレール半可算器を見つめるNetBSD developers

OSCについては「とてもフレンドリーかつピースフルなイベントだね」
と感想をいただきました。
また「日本NetBSDユーザーグループの45分間のセミナーでは、どのような話しを
しているのか(→参照)」と聞かれたり、「FOSDEM( FOSDEM’17 )のウェブサイトを
チェックしておいたほうがいいよ」とアドバイスをもらいました。

■NetBSDとは
NetBSDはBSD系のUNIX互換OSのひとつです。

The NetBSD Project

ftp ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-current/tar_files/src.tar.gz
tar xzvf src.tar.gz -C /usr
cd /usr/src
./build.sh release

とすると、配布パッケージができます。

ドリームキャスト用の配布セットは
./build.sh -m dreamcast release
RaspberryPI用の配布セットは、
./build.sh -m evbarm -a earmv6hf release
とするとソースコードから配布用バイナリをつくることができます。

■NetBSD7.1がリリース
OSC2017 Tokyo/Springの会場で、NetBSD developerの
Jörg Sonnenberger さんから次のリリースの話を聞きました。

「そういえばNetBSD7.1リリースされるよ」
「ご冗談でしょうファインマンさん。いつ出るすか」
「明日だ」
「へ?」
「明日」
本当にリリースされました。

NetBSD 7.1 released (March 11, 2017)

■私たちの望むこと(貢献とは)
OSC2017 Tokyo/Spring 2日目(3/11)に、日本NetBSDユーザーグループは、
日本UNIXユーザ会主催のパネルディスカッション「ITコミュニティの運営を考える」
に登壇しました。

jus研究会東京大会「ITコミュニティの運営を考える」(パネルディスカッション)
パネルメンバー
・蛯原 純(日本NetBSDユーザーグループ/株式会社創夢)
・羽鳥 健太郎(小江戸らぐ)
・上田 隆一(USP友の会/千葉工業大学)
・榎 真治(日本UNIXユーザ会/LibreOffice日本語チーム)

ディスカッションでは次のような話題になりました。

「NetBSD=いろいろなハードウェアやデバイスを利用できるUNIX系OS」ですが、
UNIXのユーザーグループとしてOSCに貢献できることは何でしょうか。

私たちのOSCでの取り組みを紹介します。

UNIX系OSで動作するソフトウェアを、NetBSDで利用しているpkgsrcという
枠組みに組み込むと、NetBSDを含むいろいろなOSでコンパイルしてインストール
することができます。

例えば、OSCにも出ているtwitterクライアントのmikutterをインストールする
場合はこんな感じです。

ftp ftp://ftp.pkgsrc.org/pub/pkgsrc/current/pkgsrc.tar.gz
tar xzvf pkgsrc.tar.gz -C /usr
cd /usr/pkgsrc/net/mikutter
make package-install

OSCで見つけたおすすめのソフトウェアをpkgsrcに取り込み、
NetBSDを通じて世界中の人に紹介しています。
一度ソフトウェアを取り込んだら、ソフトウェアの更新に追従して
対応していきます。
もし動かなくなったり、セキュリティ関連の問題が起きた場合は、開発元に
連絡してすみやかに修正部分を更新します。更新時の対応方法がソフトウェア
ごとに異なり苦労することもありますが、OSC会場で直接コミュニティの人に
相談すると解決の糸口が見つかることがあります。

OSのユーザーグループとしてOSCに貢献できることは、
OSCに出展しているソフトウエアやプロダクトをできるだけ自分たちで実際に使って
みて、NetBSDを使っている世界中のひとたちに紹介したりフォローしつづけてゆく
ことだと思っています。

■AsiaBSDConでのブースと発表の紹介
OSCでは毎回出展している日本NetBSDユーザーグループですが、
2つのイベントが重なってしまった今回は、2班に分かれ、OSC出展とは別に
AsiaBSDConの会場の東京理科大学(飯田橋)でブース出展しました。

OSC名古屋で主に展示をしていただいている、
あおやまさんと、えとみさんにご協力をいただいて、
OMRON LUNA88K/OpenBSDLUNA68K/NetBSDを展示しました。

OSC京都で展示をしていただいている武藤さんには
ScratchやRetroBSDやdistccクラスタを展示していただきました。

おおしまさんにはRPI NetBSD/evbarmv7hf上で動くgo言語のデモ
していただきました。
FreeBSD workshopで発表していただいている鈴木さんには
RPIで動くFreeBSDtankのデモをしていただきました。
えとみさんにはAsiaBSDCon2017シールをつくっていただきました。
Ingressカード風の逸品です。

いつもブースに置いているシールもずいぶん配りました。
OSC東京会場からもちこんだd250g2と呼ばれている炎上シールがなぜか好評でした。
“Fire in your eyes.. Fire in your heart.. Fire in your home…
Fire in your company.. Fire in your project..”とかいいながら配ります。

OSC東京でいつも焼いているクッキーもAsiaBSDConの会場に持ち込みました。
(クッキーの型は、OSC事務局のしのざきさんにお借りしています)
((薄力粉124g+バター62g)+卵黄1個+砂糖62g+塩0.5g)x170度15分

▼炎上シールとクッキー

今年のAsiaBSDConでの各OSごとのペーパーセッション発表数は以下の通りでした。
FreeBSD 20
NetBSD 6
OpenBSD 3
DragonFlyBSD 1

NetBSDの発表の中にはOSC北海道で展示や発表をしていただいている
榎本さんの発表がありました。
P06B: Maintain the NetBSD Base System Using pkg_* Tools
Yuuki Enomoto
NetBSD Presentations

OSCに出展しながら、アイディアを練ったり実験してきたことをAsiaBSDConの
ようなイベントで発表できるように、手助けをしていければいいなと思っています。

■感想戦
週明け月曜日にAlistair Crooksさんからメールをもらいました。

“One again, Ebihara-san, thanks for helping to make our recent journey to
Japan so enjoyable. You are doing great work with the booths, please keep
it up!”

UNIX互換のOSができることが、あとどれだけ残っているかわかりませんが、
やり残していることがないか、時間の許す限り全部見てみようと思います。
今年もどこかのOSCでお会いしましょう。

■最後に
資金難に悩むAsiaBSDConでは常にスポンサーを募集してます。
 secretary@asiabsdcon.org まで。

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