09/25
OSPN Press OSC News , OSC開催レポート
2026年9月12日(土)に「オープンソースカンファレンス2026 Hiroshima 」が開催されました。
[開催を終えて]
毎年会場としてお世話になっているサテライトキャンパスひろしまが9月末で閉鎖されてしまうということで、ギリギリ駆け込みでの開催となりました。今回は新規に活動を始めたOSPN学生部のための企画として、社会人の先輩から若手の皆さんへのアドバイスのセッションや、学生同士が対話するセッションが開催され、参加してくれた学生の皆さんからも高い満足度が得られました。今後、各開催で同様のセッションが行えたらと思います。
▼会場エントランス
[開催レポート]
当日の様子をレポートします!出展者の皆さんからの写真や、参加者アンケートに寄せていただいたコメントで、ご来場いただけなかった方にも雰囲気を感じていただきたいと思います。来場者や出展者の皆さんが投稿された Xのタイムライン(#osc26hi) もぜひご覧ください!
<開催のまとめ>
開催日:2026年9月12日(土)
会場 :サテライトキャンパスひろしま
URL :https://event.ospn.jp/osc2026-hiroshima/
セミナー
3トラック(14セッション)+ライトニングトーク
展示ブース
出展数:合計14ブース[協賛(4)、コミュニティ(10)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブースマップ
X(#osc26hi):ハッシュタグ投稿
セミナー動画(タイムテーブル形式 ※502と504の動画公開(一部非公開) )
セミナー資料(まとめページ )
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
<来場者アンケートより感想コメントを一部ご紹介>
●印象に残ったセミナー、感想など教えてください
– 「学生みんなで話そう!インターン・就活・学習法 & OSC出展企業との交流」で他の学生と意見を共有できたのがよかったです。Slackを使って話題を決めることで気になってることが知れていいなと思いました。
– 「ReactとMapConductorで学ぶ宣言的Web地図入門(ワークショップ)」実際に手を動かすことで,いかに便利かがよく感じられたのが良かった。
– 宮原さんのライトニングトーク「ローカルLLMに15パズルを開発させてみた」 ローカルLLMのサイズ別の結果検証が面白かった。
●印象に残った展示ブース、何がよかったかなど、教えてください
– 日本NetBSDユーザーグループ:古いマシンで新しいOSが動いていることに強い興味を感じた / すごく昔のパソコンが動いていることがすごいと思いました。古いPCの実物を初めてみて感動しました。
– アシラス株式会社:AIコンテキストの意味乖離のマッピングは印象に残りました。
– 日本PostgreSQLユーザー会:面白いことやってるなとの印象。
●OSC広島に参加した感想
– 次回はセッション聞いたりしてより知見を深めたいと思っています。
– セミナーが何教室かあって自分の聞きたいものを聞けるのはかなりいいなと思いました。学生の人が楽しめる要素があったら学生は嬉しいだろうなと思いました。なので、学生向けのセミナーは続けたらいいんじゃないかなと思いました。それで学生の参加者数が増えてくれたらいいなと思いました。
– 来年はどうなるの?
<会場の様子>
セミナー会場
3トラック同時進行で、14のセミナー が行われました。
(右Photo by: Maruichi)
502と504のセミナー会場は動画撮影して、一部を除きアーカイブ公開しています。再生リスト(YouTubeチャンネル) とタイムテーブル形式 を作成しましたので、当日聴講できなかった方は、ぜひ動画をご覧ください。
展示会場
14の出展者 が並びました。
<OSC広島特別企画>
■【広島企画】広島プロントエンド勉強会 Vol.2
担当:オープンソースカンファレンス広島実行委員会
講師:広島にゆかりのあるエンジニア有志
VIDEO
企画レポート:
「AIに何を任せ、人は何を担うのか」をテーマに、広島ゆかりのエンジニアが、資料作成や議事録作成、コーディングなどにおける生成AIの活用について、それぞれの実践例を交えて議論しました。登壇者からは、機密性やアクセス権限を考慮してAIに渡すデータを精査する「入口の管理」と、一連の作業をAIに任せながら最終的な確認や承認を人が担う「出口の管理」という、異なるアプローチが紹介されました。AIによって実装や定型作業を効率化できる一方、生成されたコードやテストが本来の仕様を満たしているかを確かめることも欠かせません。業務全体を組み立てる設計力、出力の誤りを見抜く基礎知識、利用者や保守担当者まで見据えた配慮など、AIの活用が進むほど人に求められる役割も明確になることが共有されました。セッション中にはChatGPTも音声で議論に加わり、「来年も司会やパネラーは人間で」というやり取りが会場の笑いを誘うなど、人とAIのこれからの距離感をその場で体現するセッションとなりました。(※ 本レポートは生成 AI を用い作成され、人間が査読しました)
<出展者から展示ブース・セミナーの写真を送ってもらいました!>
※画像をクリックした先のページでさらにクリックすると拡大します
▼株式会社Codeer
▼MapConductor
セミナー 「【2コマ連続】ReactとMapConductorで学ぶ宣言的Web地図入門(ワークショップ) 」
このセッションでは「地図で遊ぶ」をテーマに、MapConductorを使って地図を表示するところから、マーカー(ピン)をクリックしたらInfoBubbleが表示されるところまでをステップ・バイ・ステップで通して体験しました。全員が初めてReactを触るという段階から1時間半で地図を表示して遊べるところまでを体験していただきました。参加者の方からは「簡単に動かせて面白い!」「地図機能って初めて使ったけど、よく理解できた」「自分でも地図アプリを作ってみようと思った」など好意的な声を多くいただきました。
<学生・若い世代向けセッション>
OSC広島では、学生や若い世代を対象にしたセッションが企画されました。今回、ボランティアスタッフで参加してくれた学生さんから、セミナー参加レポートが届いたので紹介します。
[セミナー参加レポート(Written by Yui)]
■生成AI時代におけるキャリアについて
担当:オープンソースカンファレンス広島実行委員会
講師:広島にゆかりのあるエンジニアを中心とした有志
このセミナーを受けて私が思ったことは、仕事において一番大切なのは「人間力」だということです。このセミナーでは現役のエンジニアの方からAIの使用やキャリア、仕事でのエピソードなど多岐にわたってお話をいただきましたが、全ての話が「人間力」に帰結していました。「人間力」は業界、年代、国境を超えます。AIの変化が目覚ましいこの現代においてもそれは共通しているのかな、と思いました。一学生として、このように現役でIT業界で活躍されている皆様とお話しできたのは嬉しかったです。今後も学生企画を増やしていただけたらな、と思います。
■学生みんなで話そう!インターン・就活・学習法 & OSC出展企業との交流
担当:ソフトウェア技術研究会
講師:齋藤丈(学生部仮代表)
このセミナーは学生同士が話題を持ち寄って交流をする対話型のものでした。途中からOSC事務局の宮原さんも参加してくださり、貴重なお話も伺うことができました。やはり、年代が近いことで共通の話題も多く、また同じことを頑張る仲間から刺激を受けることができました。セミナー内では、AIの使用場面や使用しているプログラミング言語などのITに関する話題から、習慣化の方法などの日常の悩みまで幅広い話題が出ました。このセミナーをきっかけにOPSN学生部の活動がさらに盛んになったらいいなと思いました。
(Photo by: Maruichi)
<ライトニングトーク>
セミナーが終わり、最後は持ち時間5分間のライトニングトークです。発表の様子は動画でご覧いただけます。
VIDEO
■エントリー(発表順)
・「freeeを契約したくなかったので、EBI-Kaikeiを作らせてみた」飯田大翔(EBI Services)
・「「くだらない…」again」おおがましゅうさく(オープンソースソフトウェア協会)
・「TLS 証明書 今昔物語」おおすぎ まさき(個人)
・「OSC 2026 Yamaguchi 2026/11/22 開催」やまちゃん(OSC 山口)
・「【イベント案内】Japan Wikimedia Conference 2026開催のご案内」VZP10224@村上(Wikimedians of Japan User Group)
・「ローカルLLMに15パズルを開発させてみた」みやはら とおる(個人)
<懇親会>
終了後に、近くのお店に移動して懇親会が行われました。参加者が増えて、席がぎゅうぎゅうになってしまいましたが、楽しい時間となりました。
(Photo by: T.Kabu)
<OSC広島実行委員長より>
今年も無事終えることができました。天候が大きく崩れることもなく、開催ができ安堵しています。
今年はサテライトキャンパス ひろしまでの開催が最後となりましたが、コロナ禍が落ち着いて以前のような活気が徐々に戻りつつあると感じました。話題豊かな話が多く、参加された方は色々なことを聞くことができたのではないでしょうか。
来年は今年実施していない新たな会場探しからスタートとなりますが、広島市街地中心部だけでなく、呉や西条をはじめとし、過去に囚われず会場を探そうと思っています。開催時期は10月の連休もしくは11月下旬で行おうと考えています。また、OSC広島は人との交流も含め、生成 AI 時代とはいっても知見が共有できる内容を提供していけるよう頑張っていきたいと思っております。(OSC広島 実行委員長 大杉)
(3 Photos by: Maruichi)
<最後に>
ご来場の皆さま、出展者、講演者、スポンサーの皆さま、OSC広島へのご参加ありがとうございました!
OSCは、全国各地で開催をしています。お近くの地域の開催はもちろん、気になる地域の開催があれば、旅行を兼ねて来ていただくのも楽しいと思います!
直近のOSCの予定はこちらです。
<OSC開催予定>
10/2(金)-3(土)「OSC Online/Fall 」
10/17(土)「OSC東京/Fall 」
12/12(土)「OSC福岡 」
1/30(土)「OSC大阪 」
<地域開催>
※通常のOSCのスタイルとは異なり、開催ごとに特色があるコンパクトな開催です
11/21(土)「OSC長岡 」
11/22(日)「OSC山口 」
どこかのOSCでブース出してみようかな?セミナー発表してみようかな?と思われた方、ぜひお気軽にお問合せください!
★今後のOSC開催予定
https://www.ospn.jp
09/25
OSPN Press OSC News , OSC開催レポート
2026年8月29日(土)、開発にフォーカスした「オープンデベロッパーズカンファレンス2026(ODC) 」を日本工学院専門学校 蒲田キャンパスで開催しました。
今回はやはりAI開発のテーマが多く、参加者も興味津々という感じでした。同時開催のLLイベント(Learn Languages 2026) では、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏に講演していただきました。各セミナーの様子は、YouTubeアーカイブ で公開(一部非公開)しておりますので、是非ご覧ください。
<開催のまとめ>
開催日:2026年8月29日(土)
会 場:日本工学院専門学校 蒲田キャンパス
タイムテーブル
3トラック(18セッション)+ハンズオントラック(3セッション)+ライトニングトーク
展示ブース
12ブース
Xハッシュタグ(タイムライン #opendevcon )
セミナー動画(タイムテーブル形式 )
セミナー資料(まとめページ )
<イベントの様子をフォトレポート!> ▼会場外観とエントランス
■セミナー会場
3トラックで18のセミナー が行われました。
セミナー動画はアーカイブ公開しています。開催したイベントごとの再生リスト(Youtubeチャンネル) とタイムテーブル形式 を作成しましたので、当日聴講できなかった方は、ぜひ動画配信でお楽しみください。
■ハンズオンセミナー
少人数制でハンズオンセミナーも行われました。
■展示会場
セミナーをしている企業/団体が展示ブース も並べて、来場者の皆さんと交流しました。
<同時開催:LLイベント>
ODCと同時開催の「Learn Languages 2026」 は、4セッション行われました。Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏にも講演いただきました。
講師:まつもとゆきひろ @yukihiro_matz(Ruby)・うさみけんた @tadsan(PHP)
→セミナー動画
講師:櫛井優介 @941・小山哲志 @koyhoge・前田薫 @mad_p
→セミナー動画
講師:えーびー @ababupdownba (Flix)・こまもか @Comamoca_ (Gleam)
→セミナー動画
講師:歌代和正・坂下秀・法林浩之 @hourin
→セミナー動画
来場者アンケートより:
LL2026でRuby, PHP, Flix, Gleamと第一人者から話を聴くことができたのがよかったです
flix:知らなかった言語を知れてよかった。エフェクトシステムのことも知れてよかった。gleam:知らなかった言語を知れてよかった
「BSDカーネルの設計と実装 改訂2版」制作秘話:執筆の裏話は興味深く、普段はなかなか聴けない内容でした。
<ライトニングトーク>
全てのセミナーが終了した後、1つの会場に集まり、ライトニングトーク を行いました。動画も公開していますのでご覧ください。
・「生成AIでかな漢字変換を実装してるって話アレどうなった!?」はしもとまさひこ(Cross Distro Developers Camp)
・「Python にも multi-shot な継続が欲しい! ~代数的エフェクトを添えて~」はなまる(個人)
・「最近PHPって聞かないですね?2026年上半期PHPers’レポート」fkuMnk(個人)
・「僕は恐竜が好き」にゃごろう陛下_小笠原種高(モウフカブール)
・「危ない写真にご用心」ナバウア(個人)
・「2Dゲームエンジン Flix Game Engine の紹介」ABAB↑↓BA(個人)
・「OSPN.JPバージョンアップ作業進捗のご報告」あっきぃ(個人)
VIDEO
<出展者による、出展レポート>
▼プリザンター Users Community
ODC2026参加レポート~【プリザンターユーザー必見!】内田さん提供のAIプロンプトを公開!
<セミナー動画ピックアップ!>
当日はYouTube Liveで配信も行い、終了後にアーカイブ動画もYouTubeチャンネル で公開していますので、ぜひご覧ください。再生回数が多いものから3つのセミナーをご紹介します。
■Claude Codeで技術書を書く
担当:モウフカブール
講師:大澤文孝
概要:技術書を書くのには、思った以上に、手間がかかります。本は分量があるので、テーマが決まっても説明の順序を考える必要があります。図やサンプルも作らなければなりません。つまり、頭の中に「これを書きたい」という材料が揃っていても、それを本として仕上げるのはたいへんです。
そこで活用したいのが生成AI。このセミナーでは、実際にClaude Codeを使って書籍を執筆している筆者が、「どんな場面で使っているのか」「どこまで任せられるのか」「結局、人がやらなければならないところはどこなのか」など、執筆の現場のClaude Codeの使いどころをお話します。
VIDEO
感想(アンケートより):
– “技術書を書く”というテーマでしたが、AI(Claude Code)を活用するヒントが随所に見られ、大変参考になりました。
– 生成AIに文章を読ませて、トンマナを生成できるのは興味を持ちました。
– 具体的かつ要点を押さえた解説は新鮮でとても参考になりました。
■ビッグデータ処理基盤におけるプログラミング言語に関する四方山話
担当:株式会社NTTデータ
講師:岩崎正剛
概要:大規模データを並列分散処理するためのフレームワークである、Apache Hadoopおよびその周辺ミドルウェアにおいて利用されている、プログラミング言語や開発環境に関するトピックを、歴史的経緯を振り返りつつ、紹介します。
ミドルウェア実装で中心的に利用されるJavaおよびScalaやClojureといったJVM言語、高速化やOS固有機能を利用するためのC/C++、CLIや運用ツールのためのPythonやRuby、エンドユーザが利用するDSLやSQL処理系、ノートブックなど、多様なプログラミング言語が交じり合う環境で、採用された経緯、使われなくなった理由、バージョンアップグレードと互換性についての苦悩といった話題を取り上げます。
VIDEO
■AIコーディングのためのローカルLLM構築入門
担当:株式会社びぎねっと
講師:みやはら とおる
概要:AIコーディングをしていて気になるのがAIサービスの課金。AIに任せてみたものの、満足いく結果を出してくれず、無駄にトークンを溶かしてしまった、という人も多いのでは?
ローカルLLMは、自分のPCのGPUでLLMを動作させることができるので、課金を気にする必要がありません。最近では、メモリ容量の少ないGPUでも動作させることができるSLM(Small Language Model)のモデルや、開発に特化したモデルがリリースされており、一昔前のGPUでも実用的に動かせるようになってきました。本セッションでは、手元のPCで動作させるローカルLLMの構築方法について解説します。また、VS CodeとローカルLLMを組み合わせたAIコーディングの簡単なデモも行う予定です。
VIDEO
<懇親会>
終了後にお店に移動して懇親会をスタート!餃子で有名な「ニイハオ 恵馨閣」で50名以上が集まり、盛り上がりました。
(3photos by:T.Kabu)
<終わりに>
ご来場の皆さま、講演・展示でご参加いただいたスポンサー・コミュニティの皆さま、ご参加をありがとうございました。
施設の貸し出しいただきました日本工学院専門学校の関係者の皆さま、当日の学生のボランティアスタッフの皆さま、開催のご協力をありがとうございました。
今後の開催ですが、10月には「OSCオンラインFall」「OSC東京Fall」、その後も年内はOSC長岡、OSC山口、OSC沖縄、OSC福岡と続きます。ぜひ各地の開催に参加ください!
■10/2(金)-3(土) 「OSCオンラインFall」 ※オンラインセミナー
– タイムテーブル(1日目 ・2日目 )
– 参加登録はこちらから(connpass)
■10/17(土) 「OSC東京Fall 」 ※展示ブース
[会場] 浅草の東京都立産業貿易センター 台東館
– 展示ブース一覧(約80ブース)
– 参加登録はこちらから(connpass)
どこかのOSCでブース出してみようかな?セミナー発表してみようかな?と思われた方、ぜひお気軽にお問合せください!
■今後の開催スケジュール
https://www.ospn.jp/
皆様のご参加をお待ちしています。
08/21
OSPN Press OSC News , OSC開催レポート
2026年8月1日(土)に「オープンソースカンファレンス2026 Kyoto 」が開催されました。
(京都リサーチパーク 4号館)
[開催を終えて]
毎年、暑い最中に開催されるOSC京都ですが、今年は少しだけ、ほんの少しだけ暑さが落ち着いたような中で開催されました。会場は毎回お馴染みの京都リサーチパーク。ホールにビッシリと展示ブースが並びました。今年は朝から沢山の来場者が参加し、賑やかなスタートとなりました。セミナーも最大同時5トラック開催となり、どのセミナーに参加するのか迷う来場者も多かったようです。終了後の懇親会も、80名近い参加者が集まり、LT大会もあって大盛り上がり。一部の人はさらに2次会で盛り上がっていたようです。次回のOSC京都は20周年記念開催となります。まだ京都開催に参加したことがない方、是非参加してみてはいかがでしょうか?暑い時期なので意外と京都は空いてますよ。
[開催レポート]
当日の様子をレポートします!出展者の皆さんからの写真や、参加者アンケートに寄せていただいたコメントで、ご来場いただけなかった方にも雰囲気を感じていただきたいと思います。来場者や出展者の皆さんが投稿された Xのタイムライン(#osckyoto) もぜひご覧ください!
Photo by: Akira Ouchi
<開催のまとめ>
開催日:2026年8月1日(土)
会場 :京都リサーチパーク 4号館(B1F/2F)
URL :https://event.ospn.jp/osc2026-kyoto/
セミナー
5トラック(39セッション)+ライトニングトーク
展示ブース
出展数:合計55ブース[協賛(15)、コミュニティ(40)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブースマップ
X(#osckyoto):ハッシュタグ投稿
セミナー動画(タイムテーブル形式 ※バンケットホールAとBの一部のみ公開 )
セミナー資料(まとめページ )
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
▼受付エリア
Photo by: Tomoko Yoshida
<来場者アンケートより感想コメントを一部ご紹介>
●印象に残ったセミナー、感想など教えてください
– 「MySQLの新章へ:コミュニティ連携を加速する新方針とMySQLの最新のイノベーション・リリースの注目機能」バージョン管理の手法が分かり有益。
– 「データベースもスケールする時代へ!AI時代の新常識「TiDB」超入門」データベースの高速性とミラーリングが両立されていて、たいへん興味深い。
– 「生成AIの仕組みと歪む時空を泳がされる技術者達」:分かりやすく、おもろい説明だった。
– 「「わかる!楽しい!」を引き出す女子大の実践的情報教育」:先生も学生も頑張ってる。
– 大学生が一生懸命作成したアプリケーションを見て、自分も個人での開発意欲が湧いてきた。なかなか仕事以外で開発することがなくなってきていたので、楽しい経験をした。
●印象に残った展示ブース、何がよかったかなど、教えてください
– NECブースのOSSチェックソフトは、これから流行りそうだと思う。
– 株式会社データ変換研究所(初心者にもわかりやすく技術を説明いただいた)
– 株式会社クラスアクト(仮想化プロダクトを詳しく教えてくれた)
– 特定非営利活動法人エルピーアイ・ジャパン(クラウドテキスト、ダウンロードしました。)
– 技術書同人誌博覧会とモウフカブール、普段はなかなか手に取れない薄い本と執筆者に会えて良かった。
– 京都女子大学 宮下ゼミ/京都ノートルダム女子大学/京都橘大学 工学部情報工学科 杉浦研究室/大阪情報コンピュータ専門学校 ITクリエイト部(学生が頑張っていた)
– 京都橘大学 工学部情報工学科 杉浦研究室、取り組んでいる課題と現在の問題点を率直に語ってくれたのが良かったです。解決して前進してくれることを期待しています。
– 京都女子大学のブースは、LANケーブルを自作できて楽しい。
– 学生の作ったウェブAIソフトは、使いやすくて良かった。
– 近隣大学が出しているブースがそれぞれ熱量高くてよかったです
●OSC京都に参加した感想
– 仕事がシステム関係から離れたので、毎年このイベントで技術動向を追いかけています。来年の開催も楽しみにしています。
– かなり興味があるけれど、還暦過ぎた私にはなかなか手の届かない世界だと思っておりました。しかし、学生さんの夢あるアプリ製作に触れ、私にも出来るかもしれないなと思った次第です。
– ノートルダムの学生さんに、AIエージェントのペルソナを作り込む例を教えてもらえたのは助かりました!効かせ方のコツも教えてもらえたので実践したいと思います。
– 昨年の17:00からのLTが楽しかったので、次回の復活を希望
– いつも素晴らしいイベントをありがとうございます。近畿での開催が頻繁になれば、と思います。
– 学生の方と楽しく交流できました。
– 懇親会やブースで様々な交流ができ、繋がりを得ることができました。本当に感謝しています。
<会場の様子>
セミナー会場
5トラック同時進行で、39のセミナー が行われました。
一部のセミナー会場(バンケットホールAとB)は動画撮影して、一部アーカイブ公開しています。再生リスト(YouTubeチャンネル) とタイムテーブル形式 を作成しましたので、当日聴講できなかった方は、ぜひ動画をご覧ください。
展示会場
55の出展者 が並び、展示スペース、通路が狭くなってしまいましたが、来場者・出展者の皆様、ご協力ありがとうございました。
学生の取り組み
京都・大阪から、大学・専門学校の参加があり、出展や発表をしてくれました。OSCへの参加がよい経験になっていたら嬉しいです。来場者の方々からは学生の熱心な取り組みが刺激になったとのコメントが寄せられました。
<出展者の皆さんから展示ブースの写真を送ってもらいました!>
※画像をクリックした先のページでさらにクリックすると拡大します
▼OSSコンソーシアム
セミナー 「AIコーディングの普及で○○は不要になる? 〔Part 2:クロストーク〕 」
▼サイトブリッジ株式会社
ブースへお立ち寄りいただいた皆さま、ありがとうございました!
セミナー 「チャットボットの生成AIとチャットシステムのAI(RAG)、それぞれのメカニズムを解説 」
▼特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
セミナー 「Linuxでネットワークを理解しよう 〜『Linuxネットワーク標準教科書』執筆者が完全解説〜 」
▼京都ノートルダム女子大学 社会情報学環
◆学科Lbog「オープンソースカンファレンス京都 に出展・登壇しました!」
学生の展示作品は、どれも学生ならではのアイデアが詰まっており、多くの方が熱心に学生の説明を聞いて下さいました。
セミナー 「「わかる!楽しい!」を引き出す女子大の実践的情報教育 ~学生のリアルな声と成果物を紹介~ 」
教員と学生が分担してのセミナーのトーク。チームワークもばっちりで、学生は、自分の作品を堂々と紹介してくれました。
▼Japanese Raspberry Pi Users Group
▼LibreOffice日本語チーム
▼Wikimedians of Japan User Group
<学生スタッフの参加レポート>
今回ボランティアスタッフで参加してくれた学生さんの、セミナー参加レポートを紹介します。
[セミナー参加レポート(Written by Yui)]
チャットボットの生成AIとチャットシステムのAI(RAG)、それぞれのメカニズムを解説
自治体のホームページ作成にも導入されているチャットボット技術開発に関する公演です。また、従来の生成AIとは異なり、AIから自発的に質問を投げかけることができます。さらに、基本的にベクトル検索をするので、より高精度な回答の出力ができます。また、開発者が想定していない質問にも対応できるところが魅力だと思いました。
【公開ミーティング/JitsiMeet】生成AIはOSSの敵か味方か? ~AIの最近の話題について情報共有しませんか~
今回のお話を聞いて思ったことは「歴史は繰り返される」ということです。橋本さんのお話でもあったように、人間は便利な技術や道具が出てきた時に責任問題が生じると、悪いことの責任をその道具自身に押し付けるという悪い癖があります。自動運転の事故の責任所在についての議論や包丁を作った人は殺人者か?という議論と同じです。道具は便利な一方、欠点もあるので上手く付き合っていかなければいけないなと思います。大釜さんもおっしゃっていましたが、生成AIも同様に、人々は便利な点にあぐらをかかずに、ハルシネーションなどの短所を補う努力をしなければならないと思いました。
<懇親会>
終了後に、京都駅近くのレストランに移動して懇親会を行い70名以上が集まりました。今回はセミナーの最後にライトニングトークができなかったので、懇親会会場にて行いました。
<最後に>
ご来場の皆さま、出展者、講演者、スポンサーの皆さま、OSC京都へのご参加ありがとうございました!
OSCは、全国各地で開催をしています。お近くの地域の開催はもちろん、気になる地域の開催があれば、旅行を兼ねて来ていただくのも楽しいと思います!
直近のOSCの予定はこちらです。
<OSC開催予定>
8/29(土)「Open Developers Conference2026 (ODC) 」
9/12(土)「OSC広島 」
10/2(金)-3(土)「OSC Online/Fall 」
10/17(土)「OSC東京/Fall 」
どこかのOSCでブース出してみようかな?セミナー発表してみようかな?と思われた方、ぜひお気軽にお問合せください!
★今後のOSC開催予定
https://www.ospn.jp
07/13
OSPN Press OSC News , OSC開催レポート
2026年6月27日(土)に「オープンソースカンファレンス2026 Hokkaido 」が開催されました。
(photos by: fujita)
[開催を終えて]
北海道開催は前回が20周年開催となり、新たな10年のスタートという開催でした。今回も毎回恒例の産業支援センターに、400人以上の参加者が集まりました。毎回感じるのは、参加者に若者が多いことです。今回もOSC北海道に初めて来ました、という感じの人達が多数来場していてくれました。一方で、旧交を温めるベテラン勢も健在で、今回は北海道のインターネット黎明期について語るパネルディスカッションに多数の参加者が集まるなど、新旧取り混ぜた開催となりました。懇親会も約150名でサッポロビール園の大ホールでの開催。ジンギスカンとビールで大いに盛り上がりました。
今年は例年に比べて涼しく、北海道らしい気候の中での開催でした。まだ参加したことがない方、是非来年は参加してみてください。
[開催レポート]
当日の様子をレポートします!出展者の皆さんからの写真や、参加者アンケートに寄せていただいたコメントで、ご来場いただけなかった方にも雰囲気を感じていただきたいと思います。来場者や出展者の皆さんが投稿された Xのタイムライン(#osc26do) もぜひご覧ください!
実行委員長のはくすけさんからのメッセージを最後にもらっていますので、ぜひお読みください。
<開催のまとめ>
開催日:2026年6月27日(土)
会場 :札幌市産業振興センター 産業振興棟 2F ルームA(OSC受付)
URL :https://event.ospn.jp/osc2026-do/
セミナー
6トラック(38セッション)+ライトニングトーク
展示ブース
出展数:合計50ブース[協賛(16)、コミュニティ(34)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブースマップ(ルームA ・ルームB )
X(#osc26do):ハッシュタグ投稿
セミナー動画(タイムテーブル形式 ※ルームCとルームDの一部のみ公開 )
セミナー資料(まとめページ )
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
<来場者アンケートより感想コメントを一部ご紹介>
●印象に残ったセミナー、感想など教えてください
– 「北海道にインターネットを最初に持ってきた人たちの話」期待を超えて面白かった。今回話せなかった分を来年もやってほしい。生まれる以前の話で、物心ついた時にはインターネットは既に張り巡らされたものだったので、経緯を聞けてとても面白かった。45分ではとても短かかったです
– 「8GBメモリのCPUパソコンでサクサク動くGoogle Gemma4の推論力を実演! 軽量ローカルLLMをビジネスでどう使う?~ KINAKO」低スペックPCでLLMを動かすためにExeを作成する等、工夫次第でリソースを活用できるということを学べた
– 「さくらのAI Engineで作る:個人開発で実用水準を満たすAIネイティブなシステム設計」AIの活用例を出していたのが良かった
– 「新しいJavaを学んで・使っていこう!」「時期が悪い!それでもRaspberry Piを買って遊んで活用するには」を聴いて、またJava言語やRaspberryPiをやってみようかなと思いました
– PostgreSQLでボードゲーム、DBでゲームができるのは面白い
●印象に残った展示ブース、何がよかったかなど、教えてください
– ZUNDAさんブース。ZUNDA DEV ROUTER。12万であのスペックで「遊べる」PCルーターは魅力的です!
– SORAサクライ:経済面も含めたAIの未来と、現場目線での実装のことを考えている
-公立はこだて未来大学:顔をマッピングして動きを採点するのが面白い。学生さんたちが一生懸命内容を説明する姿が印象的だった
– OpenStreetMap Japan:プロジェクトの意義とか、進めた先にあることとか面白い話をたくさんしていただけた
– LibreOffice日本語チーム:LibreOfficeを愛用しているので色々と情報が聞けて良かったです。Googleスプレッドシートのようなファイル共有の仕組みは自宅で再現してみたいなと思いました。
– へにゃぺんて:人間OS、面白いとともにそのアイディアに感心しきりです。人間 CPU とかもみてみたいかも
●今回のOSC北海道に参加した感想
– 楽しかった。新しい発見があった。OSS精神の人たちが集まっていて、思いやりを感じられた。
– 出展者・参加者とも非常に活気があってとても楽しかったです。また参加したいと思いました。
– 今回初参加ですが、知らない世界が広がっていてとても楽しかったです。縁があればコミュニティに参加してみたいと思いました。
– 数年ぶりに出展しました。高校生や大学生の方々に来ていただきとても有意義な交流ができました。子どもたち向けの教材開発や体験活動の大切さを再認識できました。
<北海道独自企画>
▼配布された「北海道ITコミュニティ・ITイベントガイド」とステッカー
(photos by: fujita)
リーフレットはこちらでダウンロード できます。(一般社団法人LOCAL のサイト)
▼カレーカンファレンス
(photo by: eto)
恒例企画のカレーカンファレンス は、当日の朝に先着で受付して引換券をもらい、お昼にカレーを食べながら、同じテーブルについた人がお話ししながら交流できる人気のランチセッションです。今回は「リトルスプーン」のカレーをいただきました。
▼ [北海道企画] AI今昔物語
担当:OSC2026北海道実行委員会
講師:瀬戸田慎一
VIDEO
<会場の様子>
セミナー会場
(2photos by: enoki)
(2photos by: ouchi)
ルームCとルームDのセミナー会場は動画撮影して、一部をアーカイブ公開しています。再生リスト(YouTubeチャンネル) とタイムテーブル形式 を作成しましたので、当日聴講できなかった方は、ぜひ動画をご覧ください。
展示ブース会場
50の出展者 が2部屋に分かれてブースを並べました。
(photos by: fujita/左、wata2ki/右)
(4photos by: enoki)
<出展者の皆さんから展示ブースの写真を送ってもらいました!>
※画像をクリックした先のページでさらにクリックすると拡大します
▼へにゃぺんて
人生ゲームでOSを表現した作品や、既刊などの展示を行いました!
▼ISHI会
セミナー 「明日開催!初めての半導体設計・製造体験!一日で作るインバータ回路ハンズオン! 」
▼特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
セミナー 「未経験・資格なしスタートでも活躍し続けるために 」
▼株式会社Codeer
▼特定非営利活動法人NEXTDAY
出展レポート
[6/27 Open Source Conference 2026 Hokkaido@札幌]
▼Automotive Grade Linux
▼プリザンター Users Community
出展レポート
[OSC北海道参加体験記~プリザンター Users Communityで出展!]
▼NervesJP
▼小江戸らぐ
▼Japanese Raspberry Pi Users Group
▼日本仮想化技術株式会社
▼LibreOffice日本語チーム
▼Wikimedians of Japan User Group
Wikipedia 25周年のTシャツ(青)を着用しています!
<ライトニングトーク>
最後に、展示会場をシアター形式にしてライトニングトーク 。持ち時間5分間です。(A会場のレイアウト変更のご協力ありがとうございました)
(photo by: enoki)
(LTエントリー)
・「開発中の陸上競技向け電子ペーサーシステム「TOPPA」の紹介」村松 幸耶(Echoes Athletic Club)
・「俺のミームが大変なことをしてくれたようです」高橋秀羅 または まんじゅ(´ん`)(CoderDojo Sapporo)
・「Googleの検索から生成AIでこんな事出来ますー。知っていましたか?」ナバウア(個人)
・「Debconf27 in Asahikawa」佐々木洋平(Debian JP Project)
・「検証!PostgreSQLだけでボードゲームは作れるのか!?」DE-TEIU(でっていう)(個人)
<閉会式>
ライトニングトークが終わり、最後は閉会式です。実行委員長のはくすけさんから挨拶がありました。開催レポートにコメントを寄せてもらったので以下に紹介します。
(photo by: enoki)
[実行委員長より]
OSC2026北海道実行委員長の、はくすけこと博田です。
OSC2017北海道より継続して参加させていただいており、今年は実行委員長という役を仰せつかることとなりました。
今年のOSC北海道開催にあたり、当日スタッフとしてご協力いただいた皆様をはじめ、各出展者様、登壇者様、そして会場などでご協力をいただいた関係団体の皆様に、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、このイベントは各コミュニティの皆様や参加者の皆様の盛り上がりがあってこそのイベントです。ご参加いただき、ありがとうございました!
今年は学生の方をはじめ、「初めてOSC北海道に参加します」という方が、昨年にも増してたくさんいらっしゃいました。
OSC北海道というイベントが、老若男女問わず、技術が好きな者同士が集まり、ワイワイと盛り上がれる、皆様から愛されているイベントなのだと改めて感じることができました。
今後もこの場を続けていけるよう、引き続き尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、OSC北海道実行委員会では、一緒に盛り上げてくれる実行委員を募集しております。今回参加して気になった方がいらっしゃいましたら、今後OSPNのSlackや一般社団法人LOCALのML、公式X等でご案内しますので、ぜひお見逃しなく。
改めまして、今年もありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
また来年、北海道でお会いしましょう!
<大懇親会>
OSC北海道の懇親会と言えば、観光客にも人気の「サッポロビール園」。開拓使館1Fのトロンメルホールに約150名が集まり、ジンギスカンとビールを堪能しました。
(2photos by: enoki)
(photos by: kitayama/左、inaba/右)
<直近OSCの開催予定>
OSCは、全国各地で開催をしています。お近くの地域の開催はもちろん、気になる地域の開催があれば、旅行を兼ねてご参加いただくのも楽しいと思います!
8/1(土)「OSC京都 」
8/29(土)「Open Developers Conference2026 (ODC) 」
9/12(土)「OSC広島 」
10/2(金)-3(土)「OSC Online/Fall 」
10/17(土)「OSC東京/Fall 」
どこかのOSCでブース出してみようかな?セミナー発表してみようかな?と思われた方、ぜひお気軽にお問合せください!
<番外編>
▼スタッフで集合写真!
(photo by: ouchi)
▼OSC北海道でお馴染み、北海道警察の「ほくとくん」
(photos by: kitayama/左、enoki/右)
★今後のOSC開催予定
https://www.ospn.jp
07/10
OSPN Press OSC News , OSC開催レポート
2026年6月6日(土)に「オープンソースカンファレンス2026 Sendai 」が開催されました。
[開催レポート]
OSC仙台のレポートは、地元のスタッフで仙台市内在住の川邉さんに担当していただきました。ご来場いただけなかった方にも雰囲気を感じていただきたいと思います。
(Photo by: ouchi/左、takeyama/右)
<開催のまとめ>
開催日:2026年6月6日(土)
会場 :東北電子専門学校
URL :https://event.ospn.jp/osc2026-sendai/
セミナー
4トラック(26セッション)+ライトニングトーク
展示ブース
出展数:合計37ブース[協賛(9)、コミュニティ(26)]
→ 展示ブースの一覧
→ 展示ブースマップ(801教室 /802教室 /806教室 )
X(#osc26sn):ハッシュタグ投稿
セミナー動画(タイムテーブル形式 ※一部のみ公開 )
セミナー資料(まとめページ )
ちらしコーナー:スポンサーからのお得な情報掲載
はじめまして、宮城県仙台市在住の新人インフラエンジニア川邉(かわべ)です。このたび仙台で開催されたOpensoure Conference 2026 Sendaiに参加いたしましたのでレポートいたします。
私が前に仙台でのOSCに参加したのは、たしか2012年(OSC2012のウェブサイト) 。そのときから年月が流れ、仙台でのITコミュニティの様相もだいぶ変わったりしました。私は時々地域の勉強会に参加したりしていたのですが、そんな中、突然仙台でのOSC開催のニュースが入ってきました。プレイベントとなったOSC仙台プレ勉強会「AlmaLinux × AI:実践オープンソースとAI」 が開催されたのが3月。この時は昔の東北Linuxユーザ会でのお知り合いや、別の勉強会でお会いした方々と、共通の話題や懐かしい昔の人たちの話などして、楽しかったです。
そして6/6(土)、14年ぶりの開催となるOpensoure Conference 2026 Sendai 。私は一応スタッフとして参加させていただきました。当日は、この時期の仙台にありがちな気温の低さ。遠方から来た人に申し訳なくなるような天気でしたが、会場は仙台はもちろん全国各地からの人の熱気で大変盛り上がっていました。
会場の東北電子専門学校は仙台駅より徒歩5分。出展者、講演者、スタッフを含めると200人以上がこの場所に集まりました。
<メディア掲載・取材>
前日の6/5には地元の新聞、河北新報朝刊のみやぎ面に開催のお知らせが掲載されました。
→「「オープンソース」の活用広げよう 6月6日に仙台で14年ぶり催し 企業・団体がブース出展」(2026年6月5日)
そして当日はJ:COMのローカルケーブルテレビの取材が!ブース出展や講演の模様、講演者へのインタビューなどが取材されました。この時の内容は、6/13の仙台ローカルニュースにて放送されました。
▼取材を受けるの佐藤大さん(情報支援レスキュー隊(IT DART))
<展示ブース>
ブース出展は26ブース となり、3つの教室と廊下で展示されました。
(Photo by: inaba)
内容はオープンソースソフトウェアの紹介、技術同人誌の紹介、オープンソースを使って構築したシステムのデモなど多岐にわたり、また地元の大学研究室、宮城県警、大学の学生サークルでのデモなど、仙台開催ならではの内容もありました。
<セミナー>
講演は4つの会場を使っての4トラック26セッション という充実ぶり。その中でも、9階の大教室では地元企業や団体、災害関連のセッションがありました。私が聞いた講演についてお伝えします。
※904+905と803のセミナー会場は動画撮影しており、一部をアーカイブ公開しています。再生リスト(YouTubeチャンネル) とタイムテーブル形式 を作成しましたので、当日聴講できなかった方は、ぜひ動画をご覧ください。
■「宮城県における生成AIの活用と内部コミュニティ 」
(宮城県:伊藤利憲さん)
宮城県庁職員ですが元々はエンジニアである伊藤さん。宮城県内で生成AI活用を進めていった過程についての話題でした。宮城県が他の自治体に先行してAIを積極的に活用できたのは、職員同士の相互扶助・発信のコミュニティの存在があったからとのこと。昼食LTなども開催して、先進技術を楽しんで使い、便利だよ!と広めていくことで空気が変わっていったとのこと。
また県知事自らもAI技術を学び率先して使用しライブデモまでするというエピソードはとても印象的でした。自分が宮城県民でありながらも、このように宮城県や知事が生成AIを活用していることをまったく知りませんでした。なんだかワクワクしてくる話でした。
■「災害支援にITをどう活かすか — IT DART 10年の歩みと現場のリアル 」
(情報支援レスキュー隊(IT DART):佐藤大さん)
東日本大震災当時は東北大学病院の情報担当だった佐藤さん。震災時に情報機器支援や情報発信ボランティアをおこなう団体、ネトボラ宮城を立ち上げました。その後災害時の情報支援の必要性を感じた複数の団体や個人で情報支援レスキュー隊(IT DART)が設立されました。
エンジニアが災害支援を考えるとき、不便な部分をシステム化しようと考えがちですが、それは必ずしも求められていません。まずは現場を知ることが重要で、IT DARTでは長年現場を回ってようやくニーズを聞けるようになったそうです。最近では能登半島地震の際、通信機器、インフラ、情報発信など様々な支援活動を行いました。今後は企業や行政とも連携を進めていきたい、というお話でした。
■「遊びと協力 — 平時のオープンな遊びは、なぜ非常時の力になるのか 」
(株式会社Geolonia:松村結衣さん)
東日本大震災の際に、情報集約サイトshinsai.infoが開設されました。その立ち上げにかかわっていた松村さん。「自分は人力ハブとして、必要な人を呼んできて、なぜ必要なのかを説いて参加してもらった」と語ります。それを可能としたのが「平時の遊び」。松村さんはギークが集まる場所(オンライン、オフライン両方)に顔を出し、どんな人がいて何が得意な人なのかを幅広く知ることができる環境にいたのだそうです。
現在国連のOSSにもコントリビュートしていますが、バグを治したり、不便だと思うところを改善したりとしているうちにコミュニティに巻き込まれていったそうです。「実感としては遊んでるだけ」ということですが、好奇心にドライブされて楽しみ、コミュニティの中にいたことが非常時に役に立つということはとても興味深いと感じました。
もう一つ、私が聞いたセッションはこちら。
■「技術同人誌を書こう 」
(技術書同人誌博覧会:ariakiさん)
技術書を書くなんて普通のエンジニアにはものすごくハードルが高くて、一生縁がないような気がしてしまいますが、同人誌なら可能です。「あなたのアウトプットは必ず誰かの役に立つ」と強く語るariakiさん。アウトプットが「本」の形になること、そしてそれを販売する体験の魅力を伝えて下さいました。話を聞いていると「本っていいかも!」という気分になってきて、会場の聴衆もみんなうなずきながら聞いていました。たしかに、ブログやQiitaで書いても多くの人の目には触れないかもしれないです。でも、本にして技書博で売って声をかけたら、誰かが手に取ってくれるかもしれないし、売れなくても自分の手元に「本」という成果物が残ります。それってすごく面白い体験なんじゃないかと思いました。
<ライトニングトーク&閉会式>
セッションが終わって17時からはライトニングトーク 。9階の会場にぎっしり人が集まります。6人の発表者が5分の枠内で技術の枠にはまらず自由にトークを披露。その中で、「東北の若手エンジニアが繋がるコミュニティを作ろう!」という呼びかけとなった庄子さんのLTは、今後の盛り上がりを予感させる内容でした。仙台でのOSCをきっかけに、またひとつ新たなつながりができそうです。
[ライトニングトーク発表者]
・「東北から、関東の電波を求めて…」やむ/nogisawa(個人)
・「9月のビック連休を使って、キルギスへ行こう。」ナバウア、キルギスにいるしゅうたさん(小江戸らぐ)
・「仙台の水族館へ行った話と、去年北海道を巡った話」ニャゴロウ(小笠原種高)(モウフカブール)
・「Ubuntuを入れたMacBookにプリザンターをインストールしてみた」もちゃ(プリザンター Users Community)
・「全ての拠点をINNOVATION SPRINGSに。エンジニア交流会とは?」庄子 信行(クオリティソフト株式会社)
・「OSC広島開催の告知」三谷 あつし(OSC広島実行委員会)
LTの後は豪華賞品があたるじゃんけん大会が開催され、こちらも白熱していました。
曽根秀昭実行委員長の挨拶があり、OSC仙台は閉会となりました。
▼閉会式の様子
(Photo by:ogasawara)
▼挨拶を終えた曽根実行委員長
<懇親会>
そして学食に移動して、お待ちかねの懇親会です!お料理は東北電子専門学校の学食の方が腕を振るってくださいました。ボリュームがあってとてもおいしかったです。仙台名物牛タンも提供され、大人気。瞬時になくなり、漬物だけの皿が残りました。私は食べられなかったので残念です。お土産コーナーや持ち込みのお酒コーナーも充実していました。
▼乾杯!
▼お料理の数々とご当地メニュー牛タン!
(Photo by: takeyama/左、ouchi/右)
個人的には、ここで突然、東北Linuxユーザ連合会(略称TLUC)代表の唐突な交代が発表されたのが面白かったです。TLUC、20数年前に私も参加していました。しばらく活動が休止していましたが、これをきっかけにまた何か動きがあるといいですね。
▼TLUC新代表の発表と紹介
共同代表として紹介されたお二人。
石川さん(ベージュの上着)と小室さん(黒いTシャツ)。
(Photo by: shunsuke yoshida)
宴もたけなわですが、とアナウンスがあり、懇親会もお開きとなりました。2次会に行った方々もいて、交流は続いたようです。
多くの方の楽しそうな笑顔が印象に残った一日でした。やっぱりコミュニティっていいですね。オンラインでなんでもできるけど、リアルで集まると人と人との化学反応でいろいろなことが起こる、そう実感しました。
実行委員のみなさん、出展者のみなさん、講演者のみなさんお疲れ様でした。また会場を提供してくださった東北電子専門学校さん、ありがとうございました。次回は14年後といわず、すぐにまた仙台で、または東北のどこかで、OSCが開催されることを個人的に期待しております。
(OSC仙台実行委員 川邉)
以下OSC事務局のレポート
<来場者アンケートより感想コメントを一部ご紹介>
●印象に残ったセミナー、感想など教えてください
– 「宮城県における生成AIの活用と内部コミュニティ」実例が聞けて参考になった。
– 「遊びと協力 — 平時のオープンな遊びは、なぜ非常時の力になるのか」勇気をもらいました。GitHubで公開プロジェクトをやってみようと思いました。
– 「災害支援にITをどう活かすか — IT DART 10年の歩みと現場のリアル」膨大なボランティア活動の経験値に驚きました。
– 「ノーコード・ローコードツール「プリザンター」のご紹介」実際にワークフローを30分程度で作成するのを見せていただき、利用時のイメージが伝わってきました。
– 「技術同人誌を書こう」アウトプットの方法を知ることができた。技術書同人誌だけにとどまらず、全ての事柄に共通するようなアウトプットのコツを知ることができたのが良かった。これをきっかけにして何かを書いてみたいと思える講義であった。
– 「サイバー犯罪の現状と対策 −OSSが被害に遭う実例−」警察もきちんとサイバー犯罪の対策について考えてくれていると分かったのが良かった。
●印象に残った展示ブース、何がよかったかなど、教えてください
– 東北工業大学ソフトウェア技術研究会:技術に対するパッション、情熱を強く感じた。最新技術もよくフォローしている。
– Hoge2Network:自分以外で初めてUltimateHackingKeyboard使ってる方を見れました
– 東北大学:樋地研究室のゲーム
– あっきぃ、おーぷんここん:自作ハードウェア絡みの展示も楽しそう
– 株式会社Sola.com:災害時のネットワークの可能性を感じた。
– 技術書同人誌博覧会:技術書同人誌という存在を知ることができた。
●OSC仙台に参加した感想
– 久しぶりに大人数が仙台に集まり、コミュニティの熱気を感じるいイベントでした。
– 若い人が多いOSCは活気があって良いですね。
– 盛況で活気があった。講演内容も良く、次回も参加したい。
– 廊下に居た学生さんが「とても勉強になった。こういうイベントがあるのいいね」って言ってました
– ステッカーなどたくさんいただき、知識の幅も増え楽しかったです!
– 今回は14年ぶりでしたが、今後のこまめな開催を期待しています。
– 初のOSCでしたが、楽しかった。
<出展者の皆さんから展示ブースの写真を送ってもらいました!>
※画像をクリックした先のページでさらにクリックすると拡大します
▼株式会社Codeer
▼特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
▼Hoge2Network
Hoge2Network(Hoge2.net、本当はHogeHoge.netドメインが欲しかった)は過去にPowerPCやSPARC、DEC Alphaなどのニッチな市場向けLinuxディストリビューションを仙台で開発していた変わり者の(今のところ)個人ネットワークです。
今回も懲りずにaarch64(ARM64)アーキテクチャ向けのArch Linux ARMと言う変わり種を出品しましたが、出品物よりは持ち込んだキーボードが人気でしたw
▼日本openSUSEユーザ会
▼小江戸らぐ
▼あっきぃ
<事務局より開催を終えて>
なんと14年ぶりとなる仙台でのOSCです。最後に開催されたのが2012年ですが、その時に参加してくれていたスタッフも元気に参集し、新しいスタッフと一緒に和気あいあいとした開催となりました。会場は以前同様、東北電子専門学校の校舎をお借りし、以前よりも多い220名の参加者が集まりました。
セミナーでは、震災復興や災害とITといったテーマを中心に地元企画が行われました。これらの様子は一部YouTubeにアーカイブ していますので、是非ともご覧いただければと思います。
終了後は学生食堂での立食パーティー。差し入れの銘酒も沢山並び、大盛り上がりのうちに終了。来年も開催予定ですので、東北開催に来た事がない方も是非参加してもらえればと思います。
[今後の開催]
OSCは、全国各地で開催をしています。お近くの地域の開催はもちろん、気になる地域の開催があれば、旅行を兼ねて来ていただくのも楽しいと思います!
7/11(土)「OSC島根 」
8/1(土)「OSC京都 」
8/29(土)「Open Developers Conference 2026 」
9/12(土)「OSC広島 」
どこかのOSCでブース出してみようかな?セミナー発表してみようかな?と思われた方、ぜひお気軽にお問合せください!
★OSC開催予定
https://www.ospn.jp
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