OSSビジネスの情報を発信!「OSC.Enterprise」東京(渋谷)で開催終了!

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9月1日(木)に「OSC2016.Enterprise」を東京・渋谷で開催しました。
OSC事務局によるフォトレポートをお届けします。
配布プログラム

開催のまとめ

■来場者数・・・ 約370名
■セミナー・・・ 34セッション (セミナー一覧公開資料
■展 示・・・・ 40ブース (展示一覧
■Twitter・・・・ タイムライン(#osc16ep)

今回で4回目を迎える「OSC.Enterprise」は、エンタープライズ分野におけるOSS利用をテーマとしており、OSSをビジネスとして活用している企業や団体が多数参加しました。
セミナー・展示ともテーマが多岐に渡り、とても充実した内容のイベントとなりました。

◆多岐に渡る発表テーマ
・クラウド/仮想化
・ビッグデータ
・ホスティング
・運用管理
・ライセンス
・サポート
・ストレージ
・自動化
・ファイルサーバー
・データベース
・オープンソースビジネス
・OSSライセンス
・Webアプリ
・データベース
・プログラミング言語
・IOT


セミナー

セミナーは朝10:00から18:00まで行われましたが、朝早くから、多くの方にご参加いただきました。

▼セミナーの様子


セミナーの様子
セミナーの様子


展示ブース

前回までは展示会場が1フロアだったため少し手狭でしたが、今回は2フロアでの開催。ゆったりとしたスペースでの開催となり、担当者の方にじっくりとお話しを聞くことができたようです。

▼展示ブースの様子


展示ー4 展示ー3

展示ー2 展示ー1

展示ー5 展示ー6

展示ー7 展示ー8

展示-10 展示ー11


▼くじ引き景品


来場者アンケートに記入すると、くじを引くことができます。
出展者からご提供いただいた素敵なノベルティグッズが当たるチャンス!
くじ引き景品ー1 くじ引き景品-2


▼書籍展示コーナー


今話題の書籍を実際に手にとって見ることができます!
書籍展示


書籍販売

インプレス(Think IT)、オライリー・ジャパン、翔泳社の3社による書籍販売ブース。
会場での購入は割引特典があり、欲しかった本が安く手に入って良かったという声も。
書籍販売ー翔泳社 書籍販売ブースー1

書籍販売ブース-2 書籍販売ー翔泳社

書籍販売ーオライリー・ジャパン 書籍販売ーインプレス


スタンプラリー

展示ブースでスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリー。今回の景品は、OSPN特製トートバッグ。柄が2種類あり、どちらを選ぶか迷う方が多くいらっしゃいました。

スタンプラリー


懇親会

終了後は、近くのイタリアンレストランに移動して「OSC2016夏の宴会」と名付けた懇親会を開催しました。
出展関係者のご参加はもちろん、昼間は業務でイベントに参加できなかった方も多く駆けつけていただきました。ビールとピザで夏の宴会、約100名の参加者で大いに盛り上がりました。

懇親会の様子


最後に・・・

今回のOSC.Enterpriseもたくさんの方に足をお運びいただきましてありがとうございます。

最後に、2017年最初の「OSC2017 Osaka」のご紹介したいと思います。
これまで大阪では、「OSC.Enterprise@Osaka」としてビジネスに絞った内容で開催してきましたが、「OSC2017 Osaka」は、従来のOSC.Enterpriseをベースに規模感をアップして開催いたします。企業出展に加えて、コミュニティによる出展枠を設けましたので、より多くの方に楽しんでいただける内容となっています。
大阪へのご参加、お待ちしています!

【OSC2017 Osaka開催概要】
日時:2017年1月27日(金)ー28日(土)
会場:大阪産業創造館
URL:http://www.ospn.jp/osc2017-osaka/

(OSC事務局/高坂)

「オープンソース」を使ってみよう
(第41回 Bacula)

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  • 1.Bacula.jpについて
  • 2.Baculaとは?
  • 3.Baculaの基本
  •  3.1 Directorデーモン
     3.2 Storageデーモン
     3.3 Fileデーモン
     3.4 コンソール
     3.5 大規模なバックアップシステム

  • 4.Bacula環境の構築
  • 5.バックアップ手順
  • 6.リストア手順
  • 7.GUIツール
  • 8.Baculaのよくある質問
  • 9.今後のイベント活動について
  • 10.まとめ
  • 1 Bacula.jpについて

    Bacula.jpはBaculaの日本での普及を目的としたコミュニティです。
    現在の主な活動として、Baculaのインストール手順、構築手順などの公開、
    ハンズオンなどの勉強会、Baculaの公式ドキュメントの日本語への翻訳を
    実施しています。

    Bacula.jpではBaculaの最新情報を掲載しています。
    Bacula.jp公式サイト 

    またハンズオンや勉強会の告知はconnpassで実施しています。
    ハンズオンや勉強会にご興味お持ちいただけましたらグループ登録
    していただくと最新の勉強会開催日程をお知らせできます。
    http://bacula.connpass.com/

    2 Baculaとは?

    Baculaはオープンソースのバックアップソフトウェアで、
    Linux、UNIX、Windows、Macなどのサーバおよびクライアントの
    バックアップ、リストアを簡単に実施することができます。
    バックアップの種類はもちろん「フルバックアップ」「差分バックアップ」
    「増分バックアップ」に対応しています。
    Source Forgeのダウンロード統計によりますとオープンソースの
    バックアップソフトとしては世界一のダウンロード数を誇っています。

    3 Baculaの基本

    Baculaは実際にどのようにしてバックアップを取得しているのかご紹介します。
    BaculaはサーバとなるBaculaサーバとバックアップ取得対象となるサーバおよび
    クライアントが存在します。関係図を示すと以下図1のようになります。

    図1 Baculaサーバ関係図
                図1 Baculaサーバ関係図

    BaculaサーバにはDirectorデーモン、Storageデーモン、Fileデーモン、
    カタログ(データベース)、コンソールをインストールし、バックアップ取得
    対象となるサーバおよびクライアントにFileデーモンをインストールします。
    Baculaサーバとバックアップ取得対象となるサーバおよびクライアントの
    Fileデーモンが通信することによりバックアップ、リストアが可能となります。

    次にBaculaサーバの動きをもう少し詳しく紹介します。
    Directorデーモン、Storageデーモン、Fileデーモン、カタログ(データベース)、
    コンソールは図解すると以下の図2のようにお互いデーモン同士でデータを送受信
    して動作しています。以下の図2ではサーバ1台にデーモンを1つずつ存在する図に
    なっていますが、わかりやすくするため便宜上記載しているだけで、1台のサーバ
    に全てのデーモン、データベース、コンソールをインストールすることが可能です。

    図2 各デーモンの動き
                  図2 各デーモンの動き

    あとでご紹介するBaculaサーバ構築手順も1台のサーバに全てのデーモン、
    データベース、コンソールをインストールする手順になっています。

    次に各デーモンとコンソールがどのような働きをしているのかを紹介します。

    3.1 Directorデーモン

    Bacula全体を管理する指令塔の役割を担っています。
    データベースと連携して、すべてのクライアントに関するバックアップと
    リストアの設定とデータを管理し、ジョブの実行を制御します。
    Baculaではバックアップ、リストアをJOBという単位で管理します。
    また、Bacula用語でデータベースのことをカタログと呼びます。

    3.2 Storageデーモン

    バックアップデータの保存先へ書き込み処理やバックアップストレージを管理します。
    ハードディスク、テープ、オートチェンジャー、USBメモリなど多様なストレージを
    扱えます。

    3.3 Fileデーモン

    クライアント側(バックアップ対象機)で発生する処理
    (バックアップデータのデータ圧縮、暗号化)や
    、バックアップ、リストアデータの読み込みを行います。
    バックアップ対象サーバおよびクライアントにインストールします。

    また多様なプラットフォームをサポートします。

    様々なLinuxディストリビューション
    (Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Ubuntu、SUSEなど)
    Windows
    Mac OSX
    FreeBSD
    Solaris
    AIX
    HP-UX
    など

    3.4 コンソール

    Directorを操作するためのコンソールです。
    コンソールには以下のような種類があります。

    名称 ツールタイプ
    bconsole       CUIベースのツール
    baculum Webベースのツール
    bacula-web Webベールのツール
    Webacula Webベースのツール
    bat GUIベースのアプリケーションツール

    標準でbconsoleがインストールされます。
    その他のツールは別途インストールが必要です。

    3.5 大規模なバックアップシステム

    各デーモンを1つのサーバインストールすることが可能とご紹介してきましたが、
    各デーモンを別々のサーバにインストールし大規模なバックアップシステムを作る
    ことも可能です。
    イメージは以下の図3のようになります。

    図3 大規模バックアップシステム
                図3 大規模バックアップシステム

    Directorデーモンを1台のサーバにインストール。
    Storageデーモンを2台のサーバにインストールそしてStorageデーモンの配下に
    各バックアップ対象のサーバをぶら下げることも可能です。Storageデーモンの
    数やバックアップ対象のサーバの数は図3以上に増やすことも、もちろん可能です。

    4 Bacula環境の構築

    BaculaサーバとBaculaクライアントのインストール手順、設定手順をご紹介します。
    ご紹介するBacula環境の構築手順は一番シンプルなBaculaサーバ1台にDirector
    デーモン、Storageデーモン、Fileデーモン、カタログ(データベース)、
    コンソールをインストールし、バックアップ取得対象となるサーバ1台に
    Fileデーモンをインストールします。
    図4のような構成になります。

    図4 Bacula環境構築の構成図
              図4 Bacula環境構築の構成図

    ご紹介する手順はBacula.jpに掲載しています。
    インストール手順→設定手順→Baculaサーバ起動・停止の順番で
    進めていただくとBacula環境が構築できます。また、バックアップ対象機となる
    サーバではBaculaクライアントインストール手順、Baculaクライアント設定を
    実施してください。
    ※手順はCentOS7をベースにしています。

    Baculaサーバインストール手順

    Baculaクライアントインストール手順

    Baculaサーバ設定手順

    Baculaクライアント設定

    Baculaサーバ起動・停止

    また上記でBacula設定手順を紹介していますが、
    そのまま使える設定ファイルのサンプルもありますので、是非ご活用ください。
    各サーバのIPアドレスとデータベースのパスワード部分は環境に合わせて変更して
    ください。

    bacula-dir.conf

    bacula-sd.conf

    bconsole.conf

    bacula-fd.conf

    Baculaで設定変更が必要なファイルは基本的に上記の4ファイルになります。

    5 バックアップ手順

    Bacula環境が構築できたところでバックアップを実施します。
    バックアップ手順に関してもBacula.jpにてご紹介しています。

    バックアップ手順

    6 リストア手順

    バックアップができたところでリストアがしっかりできることを確認してみましょう。
    リストア手順に関してもBacula.jpにてご紹介しています。

    リストア手順

    7 GUIツール

    bconsoleとよばれるCUIツールは標準でインストールされていますが、
    その他のGUIツールは別途インストールが必要です。
    現時点で開発が活発な2つのツールについてインストール手順をご紹介します。
    こちらもBacula.jpにてご紹介していますのでCUIではなくGUIが必要な場合は
    ご参照ください。
    基本的にGUIツールで設定変更はできません。GUIツールはJOBの実行結果の確認、
    JOBの再実行やステータス確認に使用します。

    Baculumインストール手順

    Baculumダッシュボード
    Bacula-Webダッシュボード

    Bacula-Webインストール手順

    Bacula-Webダッシュボード
    Bacula-Webダッシュボード

    8 Baculaのよくある質問

    Baculaを使う上でよくある質問をまとめてBacula.jpでご紹介しています。
    Bacula環境構築の上でご参考になれば幸いです。

    Baculaのよくある質問

    9 今後のイベント活動について

    ■第4回Baculaハンズオン
    2016年10月15日(土)
    http://bacula.connpass.com/event/39627/

    ■OSC2016 Tokyo/Fall
    2016年11月5日(土)-6日(日)
    http://www.ospn.jp/osc2016-fall/
    ブース出展(デモ展示)

    10 まとめ

    最後までお読みいただきありがとうございました。
    今回ご紹介したようにBaculaを使って簡単にバックアップ、リストアを
    することができます。またBacula.jpでは今後も最新情報を随時追加して
    いきますので、是非ご参照ください。

    最後に、Baculaに興味をお持ちいただきコミュニティ活動に参加したいと
    思っていただけましたらBacula.jpコミュニティへのご参加をお待ちして
    おります。

    ======
    Bacula.jp
    澤田 健
    ======

OSPN Press 第71号 (2016/08/24発行)

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■次回のOSCは・・「エンタープライズ(9/1)と島根(9/24)です!」
■[開催報告]OSC京都、無事に終了
■ITニュース・総合
■ITニュース・オープンソースリリース情報
■オープンソースカンファレンス開催レポート
-OSC2016 Kyoto
■オープンソースコミュニティ紹介 〜from OSS コミュニティ辞典〜
-Drupal さっぽろ
-Sapporo.php
-WordBench 京都
■「オープンソース」を使ってみよう!
第40回:Mautic
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「オープンソース」を使ってみよう
(第40回 Mautic)

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  • はじめに
  • Mautic Community Japan
  • Marketing Automation (マーケティングオートメーション)
  • Mauticについて
  • Mautic環境の構築
  • Mauticの使い方 ~資料をダウンロードした人を記録する仕組みを構築してみよう!~
  • まとめ
  • ■はじめに
    今回は、オープンソースカンファレンス2016 .Enterpriseの開催が間近という
    こともあり、「Mautic」の具体的な使い方についてご紹介します。

    ■Mautic Community Japan
    世界各国で活動しているMauticのユーザー会のうち、日本では東京・名古屋・札幌を
    拠点に活動しています。大体月1回の勉強会で集まりLT(短時間の発表)と Facebookに
    よるコミュニケーションにて、Mauticユーザー同士をつなぎ、Mauticを使う上で知り
    たい情報や困ったときに助けあえるコミュニティです。
    東京→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Tokyo/
    名古屋→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Nagoya/
    札幌→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Sapporo/

    ■Marketing Automation (マーケティングオートメーション)
    頭文字をとって、MAと略称します。少しややこしいですが、マーケティング活動は、
    営業活動の一部で、商談になりそうな顧客を探し、あるいは過去に取引のあった
    顧客リストなどから、有望な顧客を発掘し、顧客の相談にのり、具体的な商談を
    生み出す役割があります。
    マーケティング活動の評価は、生み出した商談がどの程度成約できたかが指標に
    なります。営業活動と密接な関係にあります。
    MAは、マーケティング活動を効率的に進めるために、メールやWebページ、
    フォーム、資料配信、Webセミナー、ソーシャルなどのデジタルコンテンツ活用を
    自動化します。
    自動化することで、今までに使っていた時間と同じ時間で、より多くの活動を行う
    ことができるようにします。

    ■Mauticについて
    Mauticは、世界で唯一のオープンソースによるMAツールです。
    PHP+MySQL環境で動きます。MariaDBでも確認済みです。
    ライセンスはGPL v3です。
    Mauticは基本的に無料で利用でき、好きなサーバーで動かすことができ、クラウド
    サービス(AWS / IBM SoftLayer / Microsoft Azure等)やいくつかのレンタルサーバー
    で動作確認が済んでいます。
    中小企業にとって、月々数万円のITシステムでさえ会社から導入の承認を得ることに
    数か月の時間を要することはよく知られています。他のMAが月々数万円~数十万円で
    あることと比べると、月1500円程度のレンタルサーバーでも動くMauticはMAの入門
    として適しています。
    Mauticはビジネスで役立つためにあり商用利用がメインです。もちろん無料です。
    また、SaaS版もあり、SaaS版には無料プランと有料プランがあります。
    サポートは公式サイトのForum(掲示板)やSlack(チャット)で行われますが、
    日本のユーザーは、冒頭にご紹介しました『Mautic Community Japan』に参加すると
    良いでしょう。メンバー間で助け合いますし、メンバーにはサポートを提供している
    ところもあります。

    ■Mautic環境の構築
    ユーザー会であるMautic Community Japanのメンバー等が、
    手順書を公開しています。
    Ubuntu 16.04 上に、Mauticを構築する手順
    AWS EC2上に、Mauticを構築する手順
    Bitnamiによる簡易インストール手順
    CentOS 7上にMauticを構築する手順

    ■Mauticの使い方
     ~資料をダウンロードした人を記録する仕組みを構築してみよう!~

    Mauticを使い始めると最初によくある使用例は、「Webサイトの問い合わせフォーム
    から資料をダウンロード出来て、ダウンロードした人のリストが欲しい」
    というものです。
    今回は、ダウンロードのためのWebサイトと問い合わせフォーム、資料をダウンロード
    する仕組みについて、少しお時間をいただいてお話します。Mauticでは、問い合わせ
    フォームやリスト(セグメントと言います)を起点に、様々なマーケティング施策を行う
    一連の流れを「キャンペーン」と言います。
    キャンペーンについての使い方はこちらをご覧ください。今回ご紹介する仕組みは、
    キャンペーンに役立ちます。また、B to Cではいわゆる買い回り品や専門品、
    B to B における商談発掘に役立ちます。

    今回の手順としては、下記の4つになります。

    1.アセットの登録
    2.セグメントの作成
    3.フォームの作成
    4.ランディングページの作成と公開

    <1.アセットの登録>
    Mauticでは、Webサイトやフォーム、メール等を通してダウンロードして
    いただいたファイルを追跡する機能として、「アセット」があります。
    「アセット」に登録するには、構築したMauticの環境にログインし、
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[アセット]の順にクリックします。
    アセットの画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。

    1

    [新規アセット]画面で、[ストレージの場所]はローカルとして、ファイルをアップロード
    します。アップロードできるファイルサイズは、Mauticの設定画面で設定したサイズが
    上限です。
    [タイトル]は必須です。[エイリアス]は、ダウンロード時のファイルのURLに影響します。管理しやすいように、[説明]や[カテゴリ]、[言語]も入力します。
    公開期間を限定したい場合は、[公開(日/時)]が開始で、[公開取り消し(日/時)が終了
    となり、その間が公開期間となります。
    入力を終えたら、[公開]で「はい」を選択し、画面右上の[適用]→[保存して閉じる]の
    順にクリックしますと、資料がダウンロードできる状態になります。

    2

    「アセット」の画面に戻りますと、登録されたアセットが確認できます。
    ここで、アセットのタイトルの左隣が緑色になっていることに注目します。
    緑色であれば、公開されていることを示しています。

    <2.セグメントの作成>
    セグメントは以前、リードスマートリスト等と言われていました。
    Mauticで集めた顧客情報を分類するための篩(ふるい)のようなものです。
    皆様の会社や団体によっては篩といわずに「関東エリアのリスト」や
    「製品の○○に興味のあるリスト」のように単にリストと言っているかもしれません。
    要はリストを作成する機能です。
    画面左側のメニューから、[セグメント]をクリックします。
    セグメントの画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。
    新規作成画面では、セグメントの名前を入力して、画面右上の[適用]→[保存して閉じる]
    の順にクリックします。セグメントの作成あるいは編集時に、「フィルタ」を設定する
    ことで、分類条件を付与することができます。
    分類条件には、「コンタクト」で使用している項目を用います。

    3

    <3.フォームの作成>
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[フォーム]の順にクリックします。
    フォームの一覧画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。
    今回は、「新規スタンドアローンのフォーム」を選択します。
    「新規キャンペーンフォーム」は、キャンペーンの内容が決まっていて、一連の流れ
    として運用したい場合に向きます。「新規スタンドアローンのフォーム」は、
    キャンペーンの内容が決まっていないが、今後のキャンペーンで使用するための
    セグメント(=リスト)を作成する等の用途に向きます。
    初めてMauticを使用する場合は、「新規スタンドアローンのフォーム」で自社製品・
    サービスについて興味関心のある顧客情報を集め、セグメントで取りまとめ、
    セグメントをその後のキャンペーンに使用するという流れが良いでしょう。

    4

    フォーム作成画面が表示されます。タブが3つあることにお気づきでしょうか?
    [詳細]タブでは、フォームの名前と説明、かなり重要な項目として、
    「成功公開アクション」があります。「成功公開アクション」では、
    フォームから送信ボタンをクリックした後に、そのまま待機するか、
    メッセージを表示するか、特定のWebサイトに切り替える(リダイレクトURL)を
    選ぶことができます。
    今回は、「成功公開アクション」で、「リダイレクトURL」を選択し、切り替え先の
    リダイレクトURLには、Mauticユーザー会のURLを指定します。これで、フォームに
    回答していただくと、Mautic Community JapanのWebサイトが表示されるように
    なります。次に[フィールド]タブの画面に切り替えてみましょう。

    5

    画面の右側は、公開日時やフォームのテーマを制御します。
    ここでは上図のように設定します。
    [フィールド]タブでは、フォームの入力項目を定義します。
    「フィールド追加」をクリックしますと、15種類から該当するものを選び、
    入力項目を配置します。今回は、下記の種別の入力項目を配置します。

    ●メールアドレス → フィールド追加でEメールを選択。
             バリデーションは必須のための「はい」を選択。
    ●Twitterアカウント → フィールド追加でテキストを選択。
    ●お名前 → フィールド追加で、説明エリアを選択
    ●姓 → フィールド追加でテキストを選択。
       バリデーションは必須のための「はい」を選択。
    ●名 → フィールド追加でテキストを選択。

    6

    先ず、見本としてメールアドレスの入力項目を配置してみましょう。
    フィールド追加で「Eメール」を選択します。[一般]タブでは、入力項目に表示する
    ラベル名や入力サンプルのデフォルト値を設定します。
    標準的な設定としては、下図のように入力しておくと良いでしょう。

    7

    [コンタクトフィールド]タブでは、コンタクト画面で該当する項目を選択します。
    [Eメール]のフィールドでは、すでに選択されていますが、[テキスト]のように
    汎用的な項目の場合は、適宜指定する必要があります。
    [バリデーション]は、必須かどうかを制御します。[Eメール]フィールドでは、
    必須に「はい」を選択します。

    8

    [Eメール]のフィールドを見本に下記のように作成しましょう。

    9

    各フィールドを配置しましたら、次は[アクション]タブに切り替えます。
    [アクション]タブでは、フォームの送信ボタンを押した後の動きを設定します。
    「アセット」にアクセスして資料をダウンロードさせたり、「セグメント」に
    登録したり、フォームに登録した方にポイントを付与して、重要な顧客にみせたり
    することができます。
    先ずは、[送信アクションを追加] → [アセットのダウンロード]をクリックします。
    登録済みのアセットを選択し、追加ボタンをクリックします。

    10

    [コンタクトのセグメントを編集する]や[コンタクトのポイントを調整]、
    [コンタクトタグを編集する]を用いて、下図のようになるようにアクションを
    追加します。

    11

    最後に公開が「はい」になっていることを確認して、
    画面右上の[適用]→[保存して閉じる]の順にクリックします。
    「いいえ」になっているとフォームは公開されません。
    保存後、フォームの一覧画面に戻ります。フォームの一覧画面は、
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[フォーム]の順に
    クリックしても表示されます。

    12

    一覧画面からフォーム名をクリックし、フォームの詳細画面に入ります。
    画面の左側には、一際目立つ「フォームHTML」という項目があります。
    「フォームHTML」で、「自動」をクリックしますと、コピー&ペーストすれば動く
    フォームの埋め込みコードが表示されます。「手動コピー」では、よりカスタマイズ
    しての埋め込み可能なコードが表示されます。
    「自動」で表示されたコードは、フォームを変更した場合、特になにもせずに最新の
    設定が反映されますが、「手動コピー」で表示されたコードは、フォームの変更毎に
    コードを取得し直し反映する必要があります。

    13

    <4.ランディングページの作成と公開>
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[ランディングページ]の順に
    クリックします。ランディングページの一覧画面が表示されます。
    画面左上の[新規]をクリックします。新規ページ画面が表示され、[テーマ]タブでは、
    最小限必要な項目として、画面中央付近でテンプレートを選択、またタイトル入力と
    言語に日本語を選択し、今回はテンプレートにSkylineを選びます。作成して即時公開
    しない場合は、画面右側の公開で「いいえ」を選択する必要があります。

    14

    次に[コンテンツ]タブに切り替えます。
    [コンテンツ]タブ内の[カスタムHTMLコンテンツ]では、文字の装飾や画像や動画の
    導入、表の挿入といった基本機能が備わっており、をクリックすることでHTML表記に
    変わるので、細かい調整は地道にHTML表記を用いることができます。
    また、フォームの配置は、[コンテンツ]タブではなく、画面左上の[ビルダー]ボタンを
    クリックし、ビルダー画面で配置作業を行います。

    15

    [ビルダー]画面では、テキストや画像をドラッグ&ドロップで配置できるほか、
    フォームやアセットを配置することができます。今回は、フォームを配置して
    みましょう。
    下図のようにフォームを配置する場所でクリックし、カーソルが点滅する状態に
    します。赤枠のタグのアイコンが表示されますので、タグをのアイコンをクリックし、
    配置したフォームを選びましょう。

    16

    タグのアイコンをクリックし、配置したいフォームを選択すると、
    {form=フォームID番号}の文法で文字列が挿入されます。これでフォームの
    配置が完了しました。画面左上の[ビルダーを閉じる]ボタンをクリックします。

    17

    ランディングページ編集画面に戻りますので、
    画面左上の[適用]→[保存して閉じる]の順にクリックします。
    ランディングページの詳細画面が表示されますので、[ページ公開URL]の
    URL右隣にある斜め右上を向いている矢印のアイコンをクリックしますと、
    作成したランディングページと配置したフォームが表示されます。
    途中で公開を中止し、改めて公開する場合は、画面右上の[編集]をクリックし、
    ランディングページの編集画面で、画面右側の公開で「いいえ」を選択するか、
    あるいは公開日時を未来の日付にセットすると良いでしょう。
    設定を変更した場合は、忘れずに、画面左上の[適用]→[保存して閉じる]の順に
    クリックします。非公開あるいは未公開の場合は、[公開予定のURL]ののURL右隣に
    ある斜め右上を向いている矢印のアイコンをクリックしますと、公開前のランディング
    ページにアクセスすることができます。

    18

    作成したランディングページを表示してみました。
    フォームも表示されているはずです。
    フォームにお手元のPCやスマートフォンから入力、送信します。

    19

    すると、Mauticの[セグメント]画面で作成済みのセグメントに対して
    「XX件のコンタクトを見る」というボタンが表示されているはずです。
    ボタンをクリックしますと、フォームを通して登録された顧客情報が表示されます。
    顧客名をクリックしますと、フォームで取得したメールアドレスやTwitterアカウントに
    もアクセスすることができます。

    20

    また、フォーム一覧画面にも、「XX件の結果を見る」というボタンが表示され、
    こちらもボタンをクリックしますと、フォームを通して登録された顧客情報が
    表示されます。

    21

    しかしセグメント画面とは異なり、HTML形式やCSV形式、
    Excel形式で取得した情報をダウンロードすることができます。

    22

    より多くの情報を取得するには、フォームの項目を増やすわけですが、あまり項目を
    増やしすぎると、フォームに入力せずにランディングページから離脱する確率が増える
    ため、フォームの項目は最低限にしてその後の追加セミナーやオンラインアンケート、
    電話などで顧客情報を蓄積・更新すると良いでしょう。
    既にCRM(顧客関係管理)システムを導入済みの場合は、Mauticに標準導入済みの
    プラグインを用いてCRMシステム内の情報をMauticに反映するのも手です。

    ■まとめ
    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    今回は、よく質問のある使い方として、「資料をダウンロードした人を記録する
    仕組み」の構築手順についてご紹介しました。
    この仕組みで得たセグメント(=リスト)を対象にしたキャンペーンを構築・実行
    すると良いでしょう。
    Mauticにより、MA(マーケティングオートメーション)によるマーケティング
    活動支援の仕組みを低コストで用意することができます。

    下記の参考情報では、キャンペーンの利用やCRM(顧客関係管理)システムとの連携、
    CMS(コンテンツ管理システム)によるWebサイトとの連携などについても紹介して
    います。Mauticを使用されるときは、是非ご覧ください。

    Mauticを使う上での参考情報です。
    Mautic 公式ドキュメント
    Mautic使い方情報
    Qiita(キータ)内のMautic技術情報

    最後に、Mauticを検討される際には、Mautic Community Japanへの
    ご参加をお待ちしております。

    =============
    Mautic Community Japan
    西川 浩平
    =============

「第4回OSCアワード」授賞式レポート

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7月30日(土)「OSC2016 Kyoto」2日目、
イベント会場で「第4回 OSCアワード」の授賞式を行いました。

■授賞式の様子
第4回OSCアワード

授賞式は、展示会場内のステージで行われました。
コミュニティ出展者を中心に、多くの方に集まっていただき、
受賞者の3名に向けて温かい拍手が送られました。

■受賞者の皆さんの記念撮影

第4回OSCアワード

皆さんおめでとうございます!
素敵な笑顔です。

第4回OSCアワード
(左から実行委員会宮原、吉田 智子さん、山下 康成さん、菅 雄一さん)

◆受賞者:吉田 智子さん
受賞理由:オープンソースカンファレンス京都の実行委員長を長年務め、
関西・京都におけるOSCの開催に多大な貢献をしたため。

第4回OSCアワード:吉田さん

◆受賞者:菅 雄一さん
受賞理由:中小企業におけるIT化とOSS活用について、実務担当者ならではの
視点から情報発信活動を長年継続しており、OSCに参加する同様の立場に置か
れたIT担当者に対して有益な情報提供を行ってきたため。

第4回OSCアワード:菅さん

◆受賞者:山下 康成さん
受賞理由:2006年に開催されたオープンソースカンファレンス北海道をきっか
けに、個人として精力的に出展し、個人によるOSC活動の模範となったため。

第4回OSCアワード:山下さん

■表彰式報告・受賞者プレゼンテーション(動画)

受賞者プレゼンテーションは、ライトニングトーク&閉会式の時間帯に行い、
多くの方に改めてお披露目となりました。

YouTube動画: ライトニングトーク&閉会式(48分36秒〜)

第4回OSCアワード

 


■ 関連ページ
「第1回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第2回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第3回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第4回 OSCアワード」受賞者のお知らせ

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