「オープンソース」を使ってみよう
(第40回 Mautic)

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  • はじめに
  • Mautic Community Japan
  • Marketing Automation (マーケティングオートメーション)
  • Mauticについて
  • Mautic環境の構築
  • Mauticの使い方 ~資料をダウンロードした人を記録する仕組みを構築してみよう!~
  • まとめ
  • ■はじめに
    今回は、オープンソースカンファレンス2016 .Enterpriseの開催が間近という
    こともあり、「Mautic」の具体的な使い方についてご紹介します。

    ■Mautic Community Japan
    世界各国で活動しているMauticのユーザー会のうち、日本では東京・名古屋・札幌を
    拠点に活動しています。大体月1回の勉強会で集まりLT(短時間の発表)と Facebookに
    よるコミュニケーションにて、Mauticユーザー同士をつなぎ、Mauticを使う上で知り
    たい情報や困ったときに助けあえるコミュニティです。
    東京→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Tokyo/
    名古屋→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Nagoya/
    札幌→ http://www.meetup.com/ja-JP/Mautic-Meetup-Sapporo/

    ■Marketing Automation (マーケティングオートメーション)
    頭文字をとって、MAと略称します。少しややこしいですが、マーケティング活動は、
    営業活動の一部で、商談になりそうな顧客を探し、あるいは過去に取引のあった
    顧客リストなどから、有望な顧客を発掘し、顧客の相談にのり、具体的な商談を
    生み出す役割があります。
    マーケティング活動の評価は、生み出した商談がどの程度成約できたかが指標に
    なります。営業活動と密接な関係にあります。
    MAは、マーケティング活動を効率的に進めるために、メールやWebページ、
    フォーム、資料配信、Webセミナー、ソーシャルなどのデジタルコンテンツ活用を
    自動化します。
    自動化することで、今までに使っていた時間と同じ時間で、より多くの活動を行う
    ことができるようにします。

    ■Mauticについて
    Mauticは、世界で唯一のオープンソースによるMAツールです。
    PHP+MySQL環境で動きます。MariaDBでも確認済みです。
    ライセンスはGPL v3です。
    Mauticは基本的に無料で利用でき、好きなサーバーで動かすことができ、クラウド
    サービス(AWS / IBM SoftLayer / Microsoft Azure等)やいくつかのレンタルサーバー
    で動作確認が済んでいます。
    中小企業にとって、月々数万円のITシステムでさえ会社から導入の承認を得ることに
    数か月の時間を要することはよく知られています。他のMAが月々数万円~数十万円で
    あることと比べると、月1500円程度のレンタルサーバーでも動くMauticはMAの入門
    として適しています。
    Mauticはビジネスで役立つためにあり商用利用がメインです。もちろん無料です。
    また、SaaS版もあり、SaaS版には無料プランと有料プランがあります。
    サポートは公式サイトのForum(掲示板)やSlack(チャット)で行われますが、
    日本のユーザーは、冒頭にご紹介しました『Mautic Community Japan』に参加すると
    良いでしょう。メンバー間で助け合いますし、メンバーにはサポートを提供している
    ところもあります。

    ■Mautic環境の構築
    ユーザー会であるMautic Community Japanのメンバー等が、
    手順書を公開しています。
    Ubuntu 16.04 上に、Mauticを構築する手順
    AWS EC2上に、Mauticを構築する手順
    Bitnamiによる簡易インストール手順
    CentOS 7上にMauticを構築する手順

    ■Mauticの使い方
     ~資料をダウンロードした人を記録する仕組みを構築してみよう!~

    Mauticを使い始めると最初によくある使用例は、「Webサイトの問い合わせフォーム
    から資料をダウンロード出来て、ダウンロードした人のリストが欲しい」
    というものです。
    今回は、ダウンロードのためのWebサイトと問い合わせフォーム、資料をダウンロード
    する仕組みについて、少しお時間をいただいてお話します。Mauticでは、問い合わせ
    フォームやリスト(セグメントと言います)を起点に、様々なマーケティング施策を行う
    一連の流れを「キャンペーン」と言います。
    キャンペーンについての使い方はこちらをご覧ください。今回ご紹介する仕組みは、
    キャンペーンに役立ちます。また、B to Cではいわゆる買い回り品や専門品、
    B to B における商談発掘に役立ちます。

    今回の手順としては、下記の4つになります。

    1.アセットの登録
    2.セグメントの作成
    3.フォームの作成
    4.ランディングページの作成と公開

    <1.アセットの登録>
    Mauticでは、Webサイトやフォーム、メール等を通してダウンロードして
    いただいたファイルを追跡する機能として、「アセット」があります。
    「アセット」に登録するには、構築したMauticの環境にログインし、
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[アセット]の順にクリックします。
    アセットの画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。

    1

    [新規アセット]画面で、[ストレージの場所]はローカルとして、ファイルをアップロード
    します。アップロードできるファイルサイズは、Mauticの設定画面で設定したサイズが
    上限です。
    [タイトル]は必須です。[エイリアス]は、ダウンロード時のファイルのURLに影響します。管理しやすいように、[説明]や[カテゴリ]、[言語]も入力します。
    公開期間を限定したい場合は、[公開(日/時)]が開始で、[公開取り消し(日/時)が終了
    となり、その間が公開期間となります。
    入力を終えたら、[公開]で「はい」を選択し、画面右上の[適用]→[保存して閉じる]の
    順にクリックしますと、資料がダウンロードできる状態になります。

    2

    「アセット」の画面に戻りますと、登録されたアセットが確認できます。
    ここで、アセットのタイトルの左隣が緑色になっていることに注目します。
    緑色であれば、公開されていることを示しています。

    <2.セグメントの作成>
    セグメントは以前、リードスマートリスト等と言われていました。
    Mauticで集めた顧客情報を分類するための篩(ふるい)のようなものです。
    皆様の会社や団体によっては篩といわずに「関東エリアのリスト」や
    「製品の○○に興味のあるリスト」のように単にリストと言っているかもしれません。
    要はリストを作成する機能です。
    画面左側のメニューから、[セグメント]をクリックします。
    セグメントの画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。
    新規作成画面では、セグメントの名前を入力して、画面右上の[適用]→[保存して閉じる]
    の順にクリックします。セグメントの作成あるいは編集時に、「フィルタ」を設定する
    ことで、分類条件を付与することができます。
    分類条件には、「コンタクト」で使用している項目を用います。

    3

    <3.フォームの作成>
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[フォーム]の順にクリックします。
    フォームの一覧画面が表示されます。画面左上の[新規]をクリックします。
    今回は、「新規スタンドアローンのフォーム」を選択します。
    「新規キャンペーンフォーム」は、キャンペーンの内容が決まっていて、一連の流れ
    として運用したい場合に向きます。「新規スタンドアローンのフォーム」は、
    キャンペーンの内容が決まっていないが、今後のキャンペーンで使用するための
    セグメント(=リスト)を作成する等の用途に向きます。
    初めてMauticを使用する場合は、「新規スタンドアローンのフォーム」で自社製品・
    サービスについて興味関心のある顧客情報を集め、セグメントで取りまとめ、
    セグメントをその後のキャンペーンに使用するという流れが良いでしょう。

    4

    フォーム作成画面が表示されます。タブが3つあることにお気づきでしょうか?
    [詳細]タブでは、フォームの名前と説明、かなり重要な項目として、
    「成功公開アクション」があります。「成功公開アクション」では、
    フォームから送信ボタンをクリックした後に、そのまま待機するか、
    メッセージを表示するか、特定のWebサイトに切り替える(リダイレクトURL)を
    選ぶことができます。
    今回は、「成功公開アクション」で、「リダイレクトURL」を選択し、切り替え先の
    リダイレクトURLには、Mauticユーザー会のURLを指定します。これで、フォームに
    回答していただくと、Mautic Community JapanのWebサイトが表示されるように
    なります。次に[フィールド]タブの画面に切り替えてみましょう。

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    画面の右側は、公開日時やフォームのテーマを制御します。
    ここでは上図のように設定します。
    [フィールド]タブでは、フォームの入力項目を定義します。
    「フィールド追加」をクリックしますと、15種類から該当するものを選び、
    入力項目を配置します。今回は、下記の種別の入力項目を配置します。

    ●メールアドレス → フィールド追加でEメールを選択。
             バリデーションは必須のための「はい」を選択。
    ●Twitterアカウント → フィールド追加でテキストを選択。
    ●お名前 → フィールド追加で、説明エリアを選択
    ●姓 → フィールド追加でテキストを選択。
       バリデーションは必須のための「はい」を選択。
    ●名 → フィールド追加でテキストを選択。

    6

    先ず、見本としてメールアドレスの入力項目を配置してみましょう。
    フィールド追加で「Eメール」を選択します。[一般]タブでは、入力項目に表示する
    ラベル名や入力サンプルのデフォルト値を設定します。
    標準的な設定としては、下図のように入力しておくと良いでしょう。

    7

    [コンタクトフィールド]タブでは、コンタクト画面で該当する項目を選択します。
    [Eメール]のフィールドでは、すでに選択されていますが、[テキスト]のように
    汎用的な項目の場合は、適宜指定する必要があります。
    [バリデーション]は、必須かどうかを制御します。[Eメール]フィールドでは、
    必須に「はい」を選択します。

    8

    [Eメール]のフィールドを見本に下記のように作成しましょう。

    9

    各フィールドを配置しましたら、次は[アクション]タブに切り替えます。
    [アクション]タブでは、フォームの送信ボタンを押した後の動きを設定します。
    「アセット」にアクセスして資料をダウンロードさせたり、「セグメント」に
    登録したり、フォームに登録した方にポイントを付与して、重要な顧客にみせたり
    することができます。
    先ずは、[送信アクションを追加] → [アセットのダウンロード]をクリックします。
    登録済みのアセットを選択し、追加ボタンをクリックします。

    10

    [コンタクトのセグメントを編集する]や[コンタクトのポイントを調整]、
    [コンタクトタグを編集する]を用いて、下図のようになるようにアクションを
    追加します。

    11

    最後に公開が「はい」になっていることを確認して、
    画面右上の[適用]→[保存して閉じる]の順にクリックします。
    「いいえ」になっているとフォームは公開されません。
    保存後、フォームの一覧画面に戻ります。フォームの一覧画面は、
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[フォーム]の順に
    クリックしても表示されます。

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    一覧画面からフォーム名をクリックし、フォームの詳細画面に入ります。
    画面の左側には、一際目立つ「フォームHTML」という項目があります。
    「フォームHTML」で、「自動」をクリックしますと、コピー&ペーストすれば動く
    フォームの埋め込みコードが表示されます。「手動コピー」では、よりカスタマイズ
    しての埋め込み可能なコードが表示されます。
    「自動」で表示されたコードは、フォームを変更した場合、特になにもせずに最新の
    設定が反映されますが、「手動コピー」で表示されたコードは、フォームの変更毎に
    コードを取得し直し反映する必要があります。

    13

    <4.ランディングページの作成と公開>
    画面左側のメニューから、[コンポーネント]→[ランディングページ]の順に
    クリックします。ランディングページの一覧画面が表示されます。
    画面左上の[新規]をクリックします。新規ページ画面が表示され、[テーマ]タブでは、
    最小限必要な項目として、画面中央付近でテンプレートを選択、またタイトル入力と
    言語に日本語を選択し、今回はテンプレートにSkylineを選びます。作成して即時公開
    しない場合は、画面右側の公開で「いいえ」を選択する必要があります。

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    次に[コンテンツ]タブに切り替えます。
    [コンテンツ]タブ内の[カスタムHTMLコンテンツ]では、文字の装飾や画像や動画の
    導入、表の挿入といった基本機能が備わっており、をクリックすることでHTML表記に
    変わるので、細かい調整は地道にHTML表記を用いることができます。
    また、フォームの配置は、[コンテンツ]タブではなく、画面左上の[ビルダー]ボタンを
    クリックし、ビルダー画面で配置作業を行います。

    15

    [ビルダー]画面では、テキストや画像をドラッグ&ドロップで配置できるほか、
    フォームやアセットを配置することができます。今回は、フォームを配置して
    みましょう。
    下図のようにフォームを配置する場所でクリックし、カーソルが点滅する状態に
    します。赤枠のタグのアイコンが表示されますので、タグをのアイコンをクリックし、
    配置したフォームを選びましょう。

    16

    タグのアイコンをクリックし、配置したいフォームを選択すると、
    {form=フォームID番号}の文法で文字列が挿入されます。これでフォームの
    配置が完了しました。画面左上の[ビルダーを閉じる]ボタンをクリックします。

    17

    ランディングページ編集画面に戻りますので、
    画面左上の[適用]→[保存して閉じる]の順にクリックします。
    ランディングページの詳細画面が表示されますので、[ページ公開URL]の
    URL右隣にある斜め右上を向いている矢印のアイコンをクリックしますと、
    作成したランディングページと配置したフォームが表示されます。
    途中で公開を中止し、改めて公開する場合は、画面右上の[編集]をクリックし、
    ランディングページの編集画面で、画面右側の公開で「いいえ」を選択するか、
    あるいは公開日時を未来の日付にセットすると良いでしょう。
    設定を変更した場合は、忘れずに、画面左上の[適用]→[保存して閉じる]の順に
    クリックします。非公開あるいは未公開の場合は、[公開予定のURL]ののURL右隣に
    ある斜め右上を向いている矢印のアイコンをクリックしますと、公開前のランディング
    ページにアクセスすることができます。

    18

    作成したランディングページを表示してみました。
    フォームも表示されているはずです。
    フォームにお手元のPCやスマートフォンから入力、送信します。

    19

    すると、Mauticの[セグメント]画面で作成済みのセグメントに対して
    「XX件のコンタクトを見る」というボタンが表示されているはずです。
    ボタンをクリックしますと、フォームを通して登録された顧客情報が表示されます。
    顧客名をクリックしますと、フォームで取得したメールアドレスやTwitterアカウントに
    もアクセスすることができます。

    20

    また、フォーム一覧画面にも、「XX件の結果を見る」というボタンが表示され、
    こちらもボタンをクリックしますと、フォームを通して登録された顧客情報が
    表示されます。

    21

    しかしセグメント画面とは異なり、HTML形式やCSV形式、
    Excel形式で取得した情報をダウンロードすることができます。

    22

    より多くの情報を取得するには、フォームの項目を増やすわけですが、あまり項目を
    増やしすぎると、フォームに入力せずにランディングページから離脱する確率が増える
    ため、フォームの項目は最低限にしてその後の追加セミナーやオンラインアンケート、
    電話などで顧客情報を蓄積・更新すると良いでしょう。
    既にCRM(顧客関係管理)システムを導入済みの場合は、Mauticに標準導入済みの
    プラグインを用いてCRMシステム内の情報をMauticに反映するのも手です。

    ■まとめ
    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    今回は、よく質問のある使い方として、「資料をダウンロードした人を記録する
    仕組み」の構築手順についてご紹介しました。
    この仕組みで得たセグメント(=リスト)を対象にしたキャンペーンを構築・実行
    すると良いでしょう。
    Mauticにより、MA(マーケティングオートメーション)によるマーケティング
    活動支援の仕組みを低コストで用意することができます。

    下記の参考情報では、キャンペーンの利用やCRM(顧客関係管理)システムとの連携、
    CMS(コンテンツ管理システム)によるWebサイトとの連携などについても紹介して
    います。Mauticを使用されるときは、是非ご覧ください。

    Mauticを使う上での参考情報です。
    Mautic 公式ドキュメント
    Mautic使い方情報
    Qiita(キータ)内のMautic技術情報

    最後に、Mauticを検討される際には、Mautic Community Japanへの
    ご参加をお待ちしております。

    =============
    Mautic Community Japan
    西川 浩平
    =============

「第4回OSCアワード」授賞式レポート

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7月30日(土)「OSC2016 Kyoto」2日目、
イベント会場で「第4回 OSCアワード」の授賞式を行いました。

■授賞式の様子
第4回OSCアワード

授賞式は、展示会場内のステージで行われました。
コミュニティ出展者を中心に、多くの方に集まっていただき、
受賞者の3名に向けて温かい拍手が送られました。

■受賞者の皆さんの記念撮影

第4回OSCアワード

皆さんおめでとうございます!
素敵な笑顔です。

第4回OSCアワード
(左から実行委員会宮原、吉田 智子さん、山下 康成さん、菅 雄一さん)

◆受賞者:吉田 智子さん
受賞理由:オープンソースカンファレンス京都の実行委員長を長年務め、
関西・京都におけるOSCの開催に多大な貢献をしたため。

第4回OSCアワード:吉田さん

◆受賞者:菅 雄一さん
受賞理由:中小企業におけるIT化とOSS活用について、実務担当者ならではの
視点から情報発信活動を長年継続しており、OSCに参加する同様の立場に置か
れたIT担当者に対して有益な情報提供を行ってきたため。

第4回OSCアワード:菅さん

◆受賞者:山下 康成さん
受賞理由:2006年に開催されたオープンソースカンファレンス北海道をきっか
けに、個人として精力的に出展し、個人によるOSC活動の模範となったため。

第4回OSCアワード:山下さん

■表彰式報告・受賞者プレゼンテーション(動画)

受賞者プレゼンテーションは、ライトニングトーク&閉会式の時間帯に行い、
多くの方に改めてお披露目となりました。

YouTube動画: ライトニングトーク&閉会式(48分36秒〜)

第4回OSCアワード

 


■ 関連ページ
「第1回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第2回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第3回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
「第4回 OSCアワード」受賞者のお知らせ

祝10周年! 10年間をみんなで振り返ったOSC2016 Kyoto!!

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7月29日(金)・30日(土)に、京都で10回目の開催となる
OSC2016 Kyotoが行われました。

今年から名称が「OSC Kansai@Kyoto」から「OSC Kyoto」に変わりました。

日時:2016年7月29日(金)・30日(土)
会場:京都リサーチパーク(KRP) 東地区アトリウム&1号館4階
展示:82(企業/団体:27、コミュニティ:55)
セミナー:24コマ(7/29-金)、43コマ(7/30-土)
来場者:1日目:約350人、2日目:約650人、計:約1,000人
Twitterハッシュタグ:#osckyoto

今回の配布プログラム プログラムを受け取るセマンくん!

今回の開催レポートは、OSC京都ローカルスタッフの髙岡・田代の
京都女子大コンビが担当させていただきます。

=展示ブース=

協賛企業・後援団体メインの「1号館4階」と
コミュニティメインの「アトリウム」の2箇所で展示が行われていました。
展示ブース一覧

展示ブースの中には、体験ができるブースがいくつかあったので、
専門的な知識が無い方やお子様は体験できるブースを中心に回ってみるのも
いいかもしれないですね。

▼1号館4階の様子
1号館4Fの展示の様子 1号館4Fの展示の様子
1号館4Fの展示の様子 1号館4Fの展示の様子

▼アトリウムの様子
アトリウムの展示の様子 アトリウムの展示の様子
アトリウムの展示の様子 アトリウムの展示の様子

展示会場を見学していると、
OSC事務局の宮原さんが、真空管を使ったデモをしていたので
少し足を止めて話を聞きました。
 
真空管を使ったデモをしていた宮原さん

アナログとデジタルの音の違いが楽しめ、デジタルの方が
アナログよりも音の輪郭がしっかりとしているような気がしました。
使うものによって音に違いがでるということが勉強できたのでよかったです。
真空管というものを初めて見たのでとても新鮮でした!

ここで少し、出展ブースをレポートします。

【コモンズネット】

コモンズネットさんのブース

国立情報学研究所発の次世代の情報共有基盤システムNetCommonsを紹介して
いただきました。非常事態に情報共有をサポートする学校用ホームページを
公開しています!

見やすさと簡単な操作を追及することで、学生だけでなく、保護者の方や
地域住民も活用のしやすいホームページになっていました。
インターネットが苦手な人にもわかりやすい情報共有システムを広めていくことで、
ホームページがもっと活用され、緊急時の情報伝達がスムーズになる!
代表の永原さん率いるチームの熱さがこちらまで伝わってきて、
話を聞いていてとても感動しました!

このような活動を関係者だけでなく活用する人に直接伝えることが出来るのは、
OSCの魅力の1つだと感じます。

【LilyPad研究会】

Lily pad研究会のブース

LilyPad Arduinoという布に縫い付けて使用するArduinoを利用した作品を
展示してあるブースです。可愛くて面白い作品がたくさんありました。

ネクタイ ぐりとぐら
(左)夜道を歩いているおじさんを励ましてくれるネクタイ
(右)ぐりとぐら

ぐりとぐらは、順番が左から「ぐりとぐら」じゃなければ胸元のリボンが
光らないという作品です。「ぐらとぐり」の順番では光りませんでした。

【OSC京都ローカルスタッフ有志】

▼おじさまを操ろう
おじさまを操ろう

おじさまを動かしてプログラミングの原理を学ぼうという企画です。
参加者の方が出す指示に従って、ダンボールを被ったおじさまが動きます。
おじさまたちは体を張ってがんばっていました。
次の日筋肉痛になったというおじさまも…お疲れ様です…。

京都で行われるOSCが10周年を迎えるにあたって、
OSC京都考古学 〜10周年に寄せて〜
というアンケートをローカルスタッフで企画して行いました。
#OSC京都考古学 twitterでのツイートも募集していました)

▼皆さんから寄せられたメッセージ   ▼アンケート結果報告のLTの様子
皆さんからのメッセージ! アンケート結果報告のLTの様子

会場がKRPになる前から来場されている方の思い出などがアンケートにみられました。

アンケート結果は最後のLTで発表され、来年の会場はロームシアターで!!
甲子園で!!という回答もみられたようです。笑

=展示ブースツアー=

集合場所はこの旗を目印に!

展示ブースツアーは約45分間でOSCのブースを
ガイドの解説付きで見学できます。
ガイドによって回るブースが異なります。

今年の展示ブースツアーは2日目に3回行われました。
 11時~ 参加者 8名
 12時~ 参加者 3名
 13時~ 参加者 3名→最終的に7名に

私が密着した11時~のツアーではOSC事務局の
宮原さん(OSCのすべてを知っている男)の
ガイドで企業ブースを中心に回って行きました。

セミナー中の方が展示ブース見やすいよ!
というお得な情報も。

展示ツアーの様子

ツアーでは企業ブースをスタンプラリーに参加しながら進んでいきました。

展示ツアーの様子

ノベルティもたくさんいただき、
ツアーが終わる頃には参加者のみなさんの荷物が増えていました。

▼途中、現れた乱入者(セマンくん)…笑
ツアー中にも現れた!セマンくん!!

ブースの説明をガイドが噛み砕いて説明してくれるので、
「難しい話はわからないよ(´・ω・`)」という方にもおすすめです!
今年参加できなかったという方は、是非来年参加してみてください。

=セミナー=

1号館4階の会議室とアトリウムのオープンスペースで行われたセミナ-。

セミナーの様子 セミナーの様子

2日目は最大8トラック同時に行われていたため、
聞き逃したセミナーもあるのではないでしょうか。。。
セミナープログラム(1日目)
セミナープログラム(2日目)
公開資料(一部)

開催されたセミナーの一部を紹介させていただきます。

子どもにプログラミングをサポートするオープンソースの
 コミュニティー CoderDojoの紹介

担当:DojoCon Japan(CoderDojo Japan)

DojoCon Japanのセミナーの様子

CoderDojoという7~17歳までの子どもたちにボランティアでプログラミングを
教えている活動について発祥から現在の活動までの発表をされていました。
実際にCoderDojoでメンバーとして活動されている方や子どもたちの作品紹介
などが行われていました。

ライトニングトーク(by OSCスポンサー)
担当:オープンソースカンファレンス実行委員会

ライトニングトーク(by OSCスポンサー)の様子

持ち時間5分のショートプレゼンテーションです。
OSCスポンサー7名の方が発表してくださいました。
セミナー会場は満席状態で、立ち見の方もちらほら…!

2番目に発表された、株式会社KSKアナリティクス 足立さんの
「RapidMinerで簡単・手軽にデータ分析」は興味深い内容でした。

株式会社KSKアナリティクスの発表

RapidMinerはデータマイニングのソフトウェアでGUIで簡単に操作ができ、
わかりやすいビジュアルと豊富なアルゴリズムで世界で人気のオープンソースです。
機械学習の支援を行っており、誰でも簡単に始めることが可能だそうです。
持ち時間5分にきっちりとプレゼンを終え、司会の宮原さんもびっくりしていました!

=基調講演=

平成生まれのための「Unix考古学」
 ~GitHubなしでどうやって開発していたの?~

講師:藤田 昭人

基調講演の様子

2日目14時~行われた藤田さんによる、基調講演。
2016年4月発行の『Unix考古学 Truth of the Legend』の著者・藤田昭人氏が、
1994年リリースの4.4BSDの開発プロジェクトに参加した日本人プログラマとして、
その活動の顛末を語ってくださいました。席は満席!立ち見が出るほどでした!
また講演時間の前後に著書の販売とサイン会も行われました。

基調講演の様子

2部構成になっており後半からは「OSC京都実行委員会」を代表して、
平成生まれのPasta-Kさんも登壇されました。
講演中には笑いが起こるなどとても盛り上がりました。

=第4回 OSCアワード表彰式=

おめでとうございます!

2日目9時40分から、アトリウム内で第4回OSCアワード表彰式が行われました。
吉田智子先生、山下康成さん、菅雄一さんの3名の方が受賞され、
ここでは副賞の贈呈が行われました。おめでとうございました!!
「第4回 OSCアワード」受賞者のお知らせ

=ライトニングトーク&閉会式=

8名の方の発表とOSCアワード受賞者3名のプレゼンテーションが行われました。
エントリー一覧

LTの一部を紹介します。

LTの様子

「燃える蝋燭を撮ってみました」さとう(個人)
タイムラプス動画でろうそくの炎を撮った映像やその撮影方法についての
発表をしてくださいました。

じゃんけん大会!

「Raspberry Piと教育」おおた まさふみ(Japanese Raspberry Pi Users Group)
Raspberry Piが日本に普及しない!という内容での発表でした。
発表の後に、じゃんけん大会も行われました。
魅力的な景品に、皆さんとても気合が入っていました!

受賞者プレゼンテーション:山下さんの発表

OSCアワード受賞者プレゼンテーションで登壇された山下さん。
10年間活動されていた山下さんがまさかの隠居宣言?!
会場がざわつきました。

今年の実行委員長!吉田先生!!来年の実行委員長!宮下先生!!

吉田先生の受賞者プレゼンテーションではOSC京都の歴史が語られ、
続けての閉会挨拶では、来年からOSC京都実行委員長が吉田先生から
宮下先生(京都女子大学)に引き継がれるという報告がありました。

=懇親会=

懇親会は、昨年と同じバンケットホールで行われました。
参加者は約160名でした!今年も多くの方に参加していただき大変盛り上がりました。

炭水化物、、、多め!

料理は例年通り?!炭水化物が多めでした…笑

かんぱーい!!
かんぱーい!

懇親会もあたたまってきた中盤に、懇親会LTが行われました。

懇親会LTの様子

ジンギスカンパーティーやポケモンなど様々な話題で最後まで盛り上がりました。

=反省会=

最後にみんなで反省会。。。

懇親会後にOSC京都ローカルスタッフで反省会を行い、
今回のOSC Kyotoの良かったところや改善点などを話し合いました。

=最後に・・・=

ご参加いただいた協賛企業・団体の皆様、いつも会場のご協力をいただいている
京都リサーチパーク(KRP)関係者の皆さま、そしてご来場いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
OSCの京都開催が今年で10週年という節目の年に、スタッフとして関わることができ
大変光栄に思います。つたない文章ですが、記念すべきOSC2016 Kyotoの雰囲気を
皆様にお届けできれば幸いです。

▼OSC京都スタッフ集合写真!
スタッフ全員集合写真!

今年ご来場いただいた方もそうでは無い方も是非、
来年OSC2017 Kyotoにご来場ください!

OSPN Press 第70号 (2016/07/20発行)

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■「第4回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
■次回のOSCは・・「京都(7/29-30)です!」
■[開催報告]OSC沖縄、無事に終了
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懇親会はビーチでBBQ!OSC2016沖縄 〜前日はOSCサミット開催〜

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7月2日(土)にOSC2016 Okinawaを開催しました!
前日には、各地域のOSC関係者が集まる「OSCサミット」を開催し、
盛りだくさんの2日間となりました。

イベントの様子をフォトレポートでお伝えします。

良く晴れたOSC当日!

日時:2016年7月2日(土)
会場:沖縄コンベンションセンター 会議棟B
展示:29ブース(協賛/後援10、コミュニティ19)
セミナー:3トラック18セッション
来場者数:約130名
ハッシュタグ:#osc16ok
展示一覧
セミナータイムテーブル

==前日==

前日7月1日(金)に初めての試みとなるOSCサミット@沖縄を開催いたしました。
全国から約40名以上の方にご参加いただきました。

OSCサミット@沖縄
日時:7月1日(金) 13:30~17:00
会場:沖縄県市町村自治会館「第6会議室」

▼OSCサミット:会場入り口
OSCサミット:会場入り口

全国のOSC開催地域の方、およびコミュニティ活動を行っている方が沖縄に集合し、
ライトニングトーク形式での現状報告と、フリーディスカッションが行われ、
今後のOSCについてや各コミュニティ活動について発表いただきました。

各開催地域共通の課題として、
・実行委員をどのように若返らせるか、
・地域の学生、若手エンジニアの皆さんにもっと参加してもらえるようにするか
などが挙げられました。

▼発表の様子
発表の様子
発表の様子

休憩時間には、おやつにサーターアンダギー(沖縄の球状ドーナツ)を
食べながら参加者同士が情報交換を行うなど、終始和やかな雰囲気でした。

▼おやつに食べた、サーターアンダギー
サータアンダギー!

その後18時からは懇親会が行われ、参加者38名で沖縄料理を堪能しました!

▼懇親会の様子
OSCサミット後の懇親会

==当日==

開催当日、朝一の準備は配布資料セットの作成からスタートです。
お手伝いいただいた皆さま、ありがとうございました。

▼配布資料セット作成中!!
配布資料作成中!

=展示=

昨年よりも出展数が多かった今年の沖縄。
皆さん、和気あいあいと談笑したり、情報交換したり、真剣に画面を除いたりと
有意義な時間を過ごされているようでした。

▼展示の様子
展示の様子展示の様子
展示の様子展示の様子

=セミナー=

セミナーは3トラック同時進行です。
朝10:00から、お昼も含め全ての枠で、コミュニティーやスポンサーの講演が
行われました。最後はライトニングトークで閉会し、懇親会が行われる
トロピカルビーチに歩いて向かいます。

▼セミナーの様子
セミナーの様子
セミナーの様子

=懇親会=

5年ぶりに、会場の隣りのビーチで行われたBBQ懇親会。
50名以上の方にご参加いただきました。

▼懇親会の様子
懇親会の様子
懇親会の様子

皆さん、開放的な雰囲気の中、お酒も食事もすすんでいました!

懇親会の様子懇親会の様子
懇親会の様子懇親会の様子

=最後に・・・=

懇親会会場からの夕日

今年も無事にOSC沖縄を終了する事が出来ました。
全国から沖縄に集まっていただいたOSC関係者の皆さま、
出展者・来場者の皆さま、ありがとうございました。

来年のOSC沖縄もよろしくお願いします。

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OSC事務局
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