OSC2021オンライン京都 開催レポート

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2021年7月30日(金)-31日(土)「オープンソースカンファレンス2021 Online/Kyoto」が開催されました。

<開催のまとめ>

開催日:2021年7月30日(金)-31日(土)
会場 :オンライン(Zoom/YouTubeチャンネル)

1日目セミナー/ミーティング/独自企画(3トラック、15セッション)
2日目セミナー/ミーティング/独自企画(6トラック、25セッション+3LT)
→Twitter:#osckyoto
独自企画/ブース(3団体)

→セミナー動画タイムテーブル形式(1日目)(2日目
→セミナー資料(まとめ

<参加者の声(アンケートより)>

– 学生さんのLTを聞いて、未来に活躍してくれそうで嬉しかったです。
– 今のエンジニアを目指す若い学生が何に不安と疑問を持っているか具体的に聴けて参考になった。回答には共感した。
– 懇親会にて様々な方々といろいろなお話や意見、情報共有ができたのがよかった。
– ながらで気軽に聴くにはYouTubeが楽だが、やっぱりZoom参加がいいなと感じた。

今回のアンケート回答者の中から抽選でプレゼントされた書籍です。当選者の方おめでとうございます!今後の開催でも、書籍プレゼントがありますので、ぜひアンケート回答とあわせてご応募ください!

仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん
解きながら学ぶ Pythonつみあげトレーニングブック
モウフカブール同人誌セット
micro:bitではじめるプログラミング 第3版
自宅ではじめるDocker入門[改訂版]
さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築

<セミナー>

2日間で40のセミナー、3つのLTが開催されました。開催されたセミナーの講演者からのコメント、スタッフからおすすめポイントを紹介します。

”爆速!”を実現するPG-Strom v3.0の新機能

担当:ヘテロDB株式会社
講師:海外 浩平

先月(2021年6月29日)に発表されたばかりのPG-Strom v3.0の機能紹介がありました。
NVIDIA GPUDirect Storageを利用したGPUDirect SQL機能に加え、NVME-over-FabricやNFS-over-RDMAを利用出来るようにしたことで、ストレージをネットワーク上に置くことができ、巨大なデータを扱うことが出来るようになっています。しかもネットワーク上のストレージを共有化できるのでデータ入力側と検索側を分散する事も出来てしまいます。将来的にクラウド上で構築が可能になれば、利用シーンが一気に広がりそうです。
10数年前から進化を続けているPG-Stromは、今後とも要チェックです!
(スタッフ みたに)

技術同人誌執筆のススメ~商業誌ビギナーもいらっしゃい

担当:モウフカブール
講師:小笠原 種高

いままでコミケにも参加したことがなく、技術書展とかも、結構興味ありつつ未だに参加できていないのですが、今回このセッションに参加できて、いろいろ情報を得ることができ、とても有意義でした。ところで、モウフカブールってとても魅力的な名前ですね。今の季節は、ちょっと暑いかもですけど(笑)

サイトを見た感じ、2人組ユニット、という感じなのかな?スライドの味わいのあるイラストが良かったです。どうやって書かれているのでしょうか。あと、じいや(伊豆守先生)って誰ですか?とか、いろいろツッコミポイントがあって、とても楽しいセッションでした。

最後には、なんとなく自分でも書けるかも・・という気持ちになってまうぐらいでした。それにしても、技術同人誌、本当にいろいろな種類の本があるみたいで興味津々でした。ちなみに、アンケート回答で小笠原さんやモウフカブール本があたるチャンスがあるみたいです。(スタッフ はやし)

【京都企画】シン・デジタル教育ってなに?

担当:OSC京都ローカルスタッフ有志一同
講師:宮下 健輔・松林 弘治

IT教育について一家言お持ちの松林さんによる最新刊「シン・デジタル教育」についてお聞きする対談です。登壇者2人とも対談形式にあまり慣れておらず終始緊張したままではありましたが、松林さんが本書で伝えたかったことの片鱗は共有していただけたのではないでしょうか。最後には元実行委員長よしだともこ先生からのコメントもいただけました。楽しくてタメになる(?)セッションになっていれば幸いです。(登壇者 宮下)

【MTG】「サイボウズ Office」のiOSアプリをリニューアルした話 + 2021年のエンジニア新人研修「ITコミュニティ文化と情報発信に共通する成長と貢献の要素」裏話

担当:サイボウズ株式会社
講師:榎原 聖太、西原 翔太

サイボウズ開発本部にある、モバイルチームの榎原さんとコネクト支援チームの西原から各チームの取り組みについて発表しました。
モバイルチームは新技術を積極的に選び、もがきながら適応することで、いわゆる負債化までの時間を長くできると考えたようです。すでに使い尽くされている技術は、知見が見つかりやすい一方で、すぐに負債化するリスクがあると判断したようです。
コネクト支援チームは、積極的な情報発信の担い手を増やすため、また、いわゆる草の根の IT コミュニティについて社内の理解を広めるために研修を行いました。サイボウズに閉じない、広い範囲で IT エンジニアの成長環境構築に資する知見となれば幸いです。
(サイボウズ 西原@tomio2480)


『Playwright for PythonではじめるE2Eテスト』『あなたの街でもPython広めませんか?』

担当:一般社団法人PyCon JP Association
講師:Pep299・塚本 佳康

Playwright for Pythonをご紹介しました。自動テストを導入しようと試みて、様々な詰まりポイントが解消できず断念する現場は数多いと思ってます。そういった方々とノウハウを共有し、より良い開発ライフを送るためにこの内容を選定しました。当セッションではツールの紹介に留まりましたが、ツール選定や詰まりポイント解消のノウハウなども今後共有していければ、と思っております。(一般社団法人PyCon JP Association Pep299)

【MTG】NetBSDのご紹介

担当:日本NetBSDユーザーグループ
講師:蛯原 純(The NetBSD Project / developer)

Raspberry Pi上でのNetBSD実装の状況と、かつて京都で開発されたワークステーションOMRON LUNA向けNetBSD/OpenBSD実装について紹介しました。ハードウェアの維持稼働が困難になっている機器については、エミュレータ上で、ある程度エラーを解消したのちに実機で検証する手順で最新版のOSを保守開発しています。
(日本NetBSDユーザーグループ 蛯原)

Java 17直前!オレ流OpenJDK「の」開発環境

担当:株式会社NTTデータ
講師:末永 恭正

OpenJDK を「使う」のではなく「つくる」方法についてお話しさせてもらいました。2021 年 9 月には本番環境へも導入しやすい長期サポート版の Java 17 のリリースが予定されています。自分でディストリビューションを作って配布するのはもちろんのこと、OSSの醍醐味の1つである「自分で修正すること」にチャレンジするお手伝いができればと思い資料を作りました。ぜひご覧ください。(株式会社NTTデータ 末永)

【京都企画】学生さんの質問に答える座談会

担当:OSC京都ローカルスタッフ有志一同
司会:宮原 徹(オープンソースカンファレンス事務局)
回答者:職業「戸倉彩」・松林 弘治

今回OSC京都に学生スタッフとして参加していたのですが、ローカルスタッフとして学生LT大会とこの座談会にも参加させていただきました。学生が社会人の方々に直接質問できる機会は少ないので、とても貴重な体験となりました。特に女性のエンジニアの活躍や、コロナ禍における働き方の変化などは、この世の中において非常に重要かつ気になるポイントで、短い時間の中ではあったものの、じっくりとお互いお話しする事ができて非常によかったです。
他にも学生目線で感じる素朴な疑問やショートカットキーのお話などで終始盛り上がり、若干時間オーバーもしつつ参加者全員で非常に有意義な時間を共有できたと思います。改めまして回答いただいた登壇者の方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。(大阪情報コンピュータ専門学校 ITCreate部 部長 堀内黎司)
(※動画は非公開)

【京都企画】学生ライトニングトーク大会

担当:OSC京都ローカルスタッフ有志一同
司会:堀内 黎司(大阪情報コンピュータ専門学校)

「僕とプログラミングの話」:今回部活動から外部のイベントへ参加することになりいろいろと迷ったり、どういうお話をすべきなのか考えたのですが、結果的に自分らしい発表ができてよかったです。ものづくりに対する姿勢、学生だからこそできることなど今回の場にふさわしい内容かつ企画を通じての交流にも繋がったかと思いました。
初参加ということもあり慣れない中での司会進行でしたが結果的にうまく盛り上がったかと思います。また機会があれば、特にほかの学校の学生との交流も含めて場をお借りできれば幸いです。(堀内 黎司)

「おうち飯の魅力」:普段ITCreate部という部活で活動しており、部活内でLT大会を行う事も多々あるのですが、今回このような形でインターネットを通じ多くの人に向けてLTをするというのはとても新鮮な体験でした。LTの内容としては、コロナ禍における食との向き合い方の一つとして、自分で食事を作ることの魅力を実践も交えて紹介しています。(山岡 諒太)

「ウマ娘ちゃんと走ってない説」:こうした場で発表をするのにあまり慣れていないのもあり、緊張しましたが、発表について確認の質問などを丁寧に対応していただいたのもあってLT当日は心置きなく発表に集中できました。また発表後の雑談などで他学校との交流もあり、大変有意義な時間になりました。次回参加するときは是非実際に対面して発表したいと思えました。(本郷 和則)

【特別企画】NEC×エンジニアカフェ×サイボウズの座談会〜Youは何してるの?〜【誰でもどうぞ】

担当:サイボウズ株式会社
講師:久宗 大雅(サイボウズ)、栢野 翔太(NEC)、米嶋 大志(NEC)、寺元 力(福岡市エンジニアカフェ)、田中 聡至(福岡市エンジニアカフェ)

「NEC×エンジニアカフェ×サイボウズ」で座談会を行いました。まず各自の展示などの紹介を行い、NECさんからはBlackDuckのデモを行っていただき、その様子をみんなで眺めながら感想や質問などもしました。エンジニアカフェを利用している方から「NEC・サイボウズに聞いてみたいこと」に答えるコーナーでは「OSSを広めていく取り組みとしてどういうことをされてるのか?」について2社でお答えしつつ、OSSについての課題など意見交換していました。また、「BlackDuck自体のOSS版がほしい」「サイボウズラボユースの話が聞きたい」というお題についてもそれぞれお答えしたりしていました。

それぞれの話題も盛り上がり程よく余韻が残る感じで、次の企画につながりそうな。時間が足らず延長したりしましたが、それでもあっという間でした。ゆるく自由にわいわいできて面白い会になった雰囲気を動画でお楽しみください。(サイボウズ 久宗@tignyax)

<懇親会>

2日目最後のライトニングトークで盛り上がった後は、OSCオンラインでは定番となった懇親会です。夜遅くまで色々なテーマに分かれて交流が行われたようです。

[乾杯!オンライン懇親会のスタート!]

<終わりに>

開催したオンラインイベントごとの再生リスト(Youtubeチャンネル)とタイムテーブル形式(1日目2日目)を作成しましたので、当日参加できなかった方は、ぜひ動画配信でお楽しみください。

次回のOSCは、8/28(土)のODCオンラインです。
タイムテーブル
参加登録(connpass)

皆様のご参加をお待ちしています。

■今後の開催スケジュール
https://www.ospn.jp/

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