OSC2011 Kansai@Kyoto 大盛況!ご来場ありがとうございました

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OSC Kansai@Kyoto実行委員会スタッフの森山です。
7月15日、16日と京都リサーチパーク(通称:KRP)でOSC2011 Kansai@Kyoto
が開催されました。

OSC2011 Kansai@Kyotoは、過去にUNIX USER誌にて『よしだともこのルート
訪問記』を執筆し、現在京都ノートルダム女子大学の教員でいらっしゃる吉田
智子先生を実行委員長に迎え開催されました。

今回の開催会場となったKRPは、昨年までの会場だった京都コンピュータ学院よ
りも、アクセスが若干不便になると心配されていましたが、来場者数は1日目が
約500人、2日目が約600人となり大盛況で幕を閉じました。特に今回は、学生の
参加者が多く、どこよりも活気のあるOSCだったのではと感じました。

◆ブース展示


ブース展示は、60を超える企業と団体が参加しました。京都では、関西を中心と
したOSSコミュニティが満を持して参加しており、それぞれのブースがそれぞれ
の個性を持っていて大変良かったと感じました。

特に私より若い人がブースに出展していることに驚きました。
その団体は【灘校パソコン研究部】です。

彼らは、若干13歳〜18歳の中高生。OpenCVとAR Tool Kitという仮想現実を実現
するライブラリを用いて、手のひらに魔方陣を描画するアプリを展示していまし
た。この歳でこんなことが出来るなんて・・・と感心しました。

▼灘校パソコン研究部


◆展示ブースツアー

OSC Hokkaidoに引き続き、Kyotoでも展示ブースツアーを開催しました。びぎねっ
と代表の宮原氏と、実行委員長の吉田智子先生が中心となり、OSC初心者にも分か
りやすく各ブースを案内しました。ツアーには、当初予定されている人数よりも多
くの参加者を招き、出展企業や団体のことをよく知れる機会になりました。

ツアー参加者には、特製缶バッジをプレゼント、また、ツアーに参加しながらスタ
ンプラリーにも挑戦していただき、景品のオリジナルトートバックをお持ち帰りい
ただきました。

◆スタンプラリー

OSC2011 Tokyo/Springに続き、OSC2011 Kansai@Kyotoでもスタンプラリーを
実施しました。展示ブースに設置してある6つのスタンプをすべて集めればオリジ
ナルトートバックをプレゼント!という企画です。たくさんの方にご参加いただ
きました。

◆セミナー
二日間合わせて70のセミナーが開催されました。どのセミナーも参加者にとって
有意義なセミナーだったと思います。私が「京都のローカル企画として学生がセ
ミナーを持つ」ということを昨年の懇親会の時に提案し、今回は、私がローカル
セミナーの担当者となり発表させていただきました。

また、今回の目玉セミナーとして、「「ルート訪問記」復活!?”ともこの部
屋” with 学生」と題し、実行委員長である吉田智子先生とUbuntu Japanese
Teamの水野氏を招き、学生実行委員との対談を実現しました。

学生による学生のためのOSSによるライフハック!

学生が生活していく上で、OSSをどう使っていくかの紹介を行いました。学生の
仕事は、レポートを書くことだろうということで、Ubuntuとemacsとyatexを使い
こなして行く方法について報告しました。学生の参加者30名に参加していただき、
普段の学生生活でのOSSの活用状況を聞きつつセミナーを進めていき、普段
共有できなかった情報を共有できました。

余談ですが、参加者がほぼ情報系の学生であったこと、chromeとfirefoxの利用
率が半々くらいであったこと、エディタの使用率がemacsとvimとその他のエディ
タで大体同じだったことなどがわかりました。

「ルート訪問記」復活!?”ともこの部屋” with 学生

実行委員長の吉田智子先生、Ubuntu Japanese Teamの水野 源氏と実行委員の学
生 3名(松本このみさん、池田祐一さん、そして森山)が対談する企画。実行委
員の学生とOSS、なぜOSCで実行委員をやることになったのか、またOSC会場の
ネットワークを題材に、OSC会場ネットワークの改善案、OSSコミュニティへの
参加方法のお話をしました。

特に水野氏のなぜUbuntuのコミュニティへ参加するようになったのかのお話は、
目からウロコでした。学生であっても、どんな人であっても、OSSコミュニティ
へ参加でき、とくに翻訳においては、気軽に参加できるという話しをしていただ
きました。

◆ライトニングトーク&懇親会
ライトニングトークも懇親会も大盛況でした。懇親会には約170名の参加者が集
い、特に学生の参加者が多く非常に活気のある懇親会だったと思います。

▼ライトニングトーク(左)、懇親会(右)

今年もOSC Kansai@Kyotoで、多くの人と出会い貴重な体験をさせていただいた
ことに感謝し、OSC Kansai@Kyotoが来年も大盛況で終われるよう頑張っていきま
す。

それでは、来年もOSC Kansai@Kyotoで会いましょう!

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OSC Kansai@Kyoto 実行委員
森山 京平
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