今年も皆様お疲れ様でした。
OSC京都の開催レポートですよ!

No Comments
このエントリーをはてなブックマークに追加

8月2日(金)・3日(土)に、今年で13回目となる「OSC2019 Kyoto」 が開催されました!

今回の開催レポートは、京都産業大学附属高等学校「ディジタル・クリエイティブ同好会(仮)」の村田・中村・池田が担当させていただきます。
(*´・ω・`)o0○( はやく同好会として認めて欲しいなぁ… )

開催のまとめ

日時:2018年8月2日(金)・3日(土)
会場:京都リサーチパーク(KRP)東地区アトリウム・1号館4階
展示:69(企業/団体:23、コミュニティ:46)
セミナー:24コマ(8/2-金)、43コマ(8/3-土)
来場者:1日目:約300人、2日目:約460人、合計:約760人
Twitterのハッシュタグ:#osckyoto

展示ブース一覧
セミナープログラム(1日目)
セミナープログラム(2日目)
公開資料(一部)

◆展示ブース

1号館4階とアトリウムでスポンサー企業や団体、コミュニティグループや個人による展示が行われました。

企業ブース

1号館4階は協賛企業や後援団体のブースとなっております。

オープンソースやIT関連の書籍販売ブースもありました。

色々な企業さんのブースがあり、ノベルティグッズも多くありました。
OSC初参加の人や学生の方々でも理解できるように、ゆっくり丁寧に説明してくださいました。そのおかげで会場の雰囲気も温和で、話しかけやすい場ができていました。

ここで、取材させていただいた株式会社NTTドコモさんのブースを紹介します。

株式会社NTTドコモ

音声認識APIを展示されていました。
例として居酒屋の注文や新幹線の切符購入を音声認識で行うデモが置かれていました。
どちらも少し早口で喋ってもきちんと認識し、入力順序も特に縛りがないことに驚きました。このような端末が一般的に広まれば非常に便利になるだろうと思いました。

コミュニティブース

アトリウムはコミュニティのブースエリアで、多くの出展がありました。
こちらでは個性的な展示が多くあり、小さいお子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の人々が来場されていました。

おーぷん万葉

『おーぷん万葉プロジェクト』を実施されており、オープンな日本語辞書を作成することを目的とされています。今回、かな漢字変換ソフト『Genji』を展示されていました。

OSC京都ローカルスタッフ有志一同

OSC京都の会場の様子を配信するだけでなく、今年は新しい試みとしてVTuberを体験できるようになっていました。配信スペースの前にWebカメラが置いてあり、その前で表情を変えたり頭を動かしたりすると、その動きが生放送のバーチャルキャラクターにも反映されるというものでした。

今年もローカルスタッフによってアンケートが行われました。
テーマは「いよいよ始まるプログラミング教育。これだけは教えておいてほしいと思うことは?」です。年代別に付箋を色分けし、どの年代がどんなことを思ってるかをわかるようにしました。

毎年恒例のワークショップでは、アイロンビーズでディジタルデータの仕組みについて学ぶことができました。

◆セミナー

1号館4階の会議室やサイエンスホール、アトリウムのオープンスペースにてセミナープログラムが行われました。一枠45分で企業の方やコミュニティの方が、それぞれ興味深いお話をされていました。


オープンソース入門(オープンソースビジネス推進協議会)

このセミナーではタイトルの通り、オープンソースとはなんなのかという基本的なところについて、オープンソースビジネス推進協議会の方にお話ししていただきました。オープンソースソフトウェアの歴史やメリット、最近の動向などについて詳しくお話しされていました。このイベントの中心とも言えるオープンソースについて知ることができ、とても勉強になりました。

学生LT大会(高校生以下の部大学生の部

2日目に学生LT大会が行われました。今回、持ち時間は一人5分間でお題は「なんでもOK」でした。高校生以下の部と大学生の部があり、それぞれの優勝者が本戦LTにも出場しました。皆さんそれぞれ個性的なお話をされていて面白かったです。

◆招待講演

今年はお二方を招待し、講演をしていただきました。

Society5.0時代に求められる情報教育 ~日本の学校での情報教育のこれから~

東京都立三鷹中等教育学校 情報科 主幹教諭であり、全国高等学校情報教育研究会 事務局長である能城茂雄さんに情報教育についての講演していただきました。
3年後に改められる中・高の情報教育について、今の教育の現状について、今後の教育についてなどをお話され、沢山の方々が興味深く聴かれていました。

▼発表のスライドはこちらです。
http://noshiro.shigeo.jp/tmp/2019osc/20190803osc_kyoto.pdf

フィンランドの高校で体験したICT教育

京都府立洛北高校2年生の山川森羅さんにフィンランドの高校で体験したICT教育について講演していただきました。
約1年に渡るフィンランド留学に至った経緯と日本の学校教育にもフィンランドの授業体系を導入したいという内容でした。フィンランドでは定期試験などの学校生活がPCとインターネットを活用したものになっており、授業時間を日本よりはるかに有効に使っていることを知りました。会場の皆さんもこの興味深い内容に聞き入っておられました。

▼発表のスライドはこちらです。

展示ブースツアー

ガイドが展示ブースを案内する展示ブースツアーも開催されました。OSCに初めて参加した人でもガイドが一緒に回るので楽しめたのではないでしょうか。

◆ライトニングトーク&閉会式

サイエンスホールにてライトニングトークと閉会式が行われました。ライトニングトークは10人以上の方がいろいろなお話をしてくださり、ひとつひとつがとても個性的で面白かったです。 中には会場の皆さんが思わずクスッと笑ってしまうようなものもたくさんあり非常に面白かったです。

▼ライトニングトーク

閉会式では、実行委員長の宮下さんが挨拶をしてくださいました。

◆大懇親会

今年は例年の会場から変更となり、京都タワーホテルビアガーデンにて行われました。
120人以上の方々が参加されました。


///おわりに///

ご来場いただいた皆様、出展いただいた皆様、OSC2019 Kyotoに関わっていただいたすべての皆様、ありがとうございました。

▼スタッフ集合写真

▼朝のスタッフミーティング

▼OSC2019 Kyoto 高校生ローカルスタッフ

来年の京都でまたお会いしましょう。

Comments are closed.